木造建築科で最も意義のある国家資格「建築大工技能検定」に挑戦です!!
※その他にも1年間の訓練期間中、丸のこやチェーンソー、足場組立等さまざまな資格も取得します!!
訓練生は、1月末におこなわれる「建築大工技能検定3級」合格を目指して、家屋施工実習の傍ら検定練習も頑張っていました。
「建築大工技能検定」は1級から3級まで等級があり、学科試験と実技試験に合格すると取得できます。
この資格がないと大工になれないわけではありませんが、資格を取得していると大工の技術があるとみなされ、大規模な建築工事現場での仕事では必要となるものです。
3級実技の課題では、小屋組みの墨付けから刻み、組立を行います。
本番と同じように一坪のスペースの中で墨付け、刻み、組み立ての工程を2時間45分以内で終えるように繰り返し練習を重ねました。作業開始から3時間経ってしまうと打ち切りになってしまいます。
正確で丁寧な作業と時間配分がとっても大事!!
そして本番!!
この日は1級と3級の実技試験が同時におこなわれました。
練習にはなかった緊張感。圧倒されます。
それでも全員が練習の成果を発揮し、標準時間内に作業を終えることができました。
製作が終わればすぐに退場ではなく、作業場所を綺麗に掃除。退室時には必ず検定員に挨拶をするなど、社会人としての姿勢も大切なことです。
そして、翌日には2級の実技試験がおこなわれました。
1級、2級の実技試験の課題は3級と違い、墨付け前に製図作成という作業が含まれます。
また、作業時間も標準が5時間30分と長時間で難易度が高くなっています。
受験者の中には、2年前に木造建築科を修了した訓練生の姿がありました。
大工さんになられ、頼もしい姿でした!
今後、2月に学科試験がおこなわれます。
資格の取得までまだ気が抜けませんが、ひとまず大きな山は越えたようです!!
おつかれさまでした。