今朝の県営境港市場には、田後漁協、鳥取県漁協境港支所、網代港所所属の沖合底び網漁船の計10隻が水揚げしていました。残念ながら、午前4時前で、すでに出港していたので漁場は聞けませんでした。
ハタハタは、先週の賀露、網代のように大量ではなく、ホタルイカについているハタハタを1隻30~60箱程度水揚げしていました。ただ年齢組成は、賀露、網代同様にほぼ2歳魚でした。
ちなみにホタルイカは胴長5~6cmといった感じでした。多い船で200箱程度でしたが、兵庫県の香住に陸送している船もあったそうです。
そのほか、アカガレイやヒレグロといったカレイ類のほか、ハツメ(赤はた、あから)やタナカゲンゲ(ばばちゃん)、そして目立ったのがエビで、クロザコエビ(もさえび)が結構な量出荷されていました。
左のイバラモエビ(おにえび)は少量ながら見ますが、右のモロトゲアカエビ(しまえび、すじえび)は久々に出荷されているところを見ました。
また、網代港地域プロジェクト協議会がもうかる漁業創設支援事業で実証試験している船では、ニシンがラリーアイスの冷海水仕立てで出荷されていました(非常に鮮度がよく、きれいでした)
美保湾の沿岸漁業では、3月から解禁となったバイ(黒バイ)やサヨリ、サワラ等が揚がっていました。
【おまけ】
JFしまね荷受けの出荷物を見るとワカメ(メカブや茎ワカメ)やツルモ(ぼうずごろし)がありました。
また隠岐(浦郷)から7~10kgのヨコワ(クロマグロの若魚)が出荷されていました。