防災・危機管理情報


2019年3月22日

2019年3月22日 沖底(賀露)

今朝の賀露地方卸売市場には、地元の沖合底び網漁船4隻が入港しました。

主な漁獲物は、ハタハタ3000箱程度、アカガレイ約1000箱、ソウハチ(えてがれい)800箱以上、ヒレグロ(やまがれい、べランスがれい)750箱以上でした。

そのうち、今朝はソウハチとハタハタを測定しました。

賀露の沖合底びき網漁船 ソウハチ(えてがれい)1隻分の水揚げ

ソウハチは2歳魚の最小規格の14番が大半を占めていました。

面白かったところは最大規格(全長40cm近い)1番がそこそこ水揚げがあったこと(1隻で5箱程度)。

口の中からホタルイカが見える個体もありました。

ソウハチ(えてがれい)14番 ソウハチ(えてがれい)1番

ハタハタも2歳魚主体で、体長15cm前後がほとんどです。わずかですが、1番規格のハタハタもありました。

ハタハタ1隻分の水揚げ ハタハタ3番

地元仲買からも好評の船内冷凍ハタハタも出ていました(干しハタ加工の原料としてニーズが高い)

ハタハタ1番 船凍ハタハタ

アカガレイは、産卵後の個体が結構見られました。

アカガレイ1隻分の水揚げ アカガレイ3番

クロザコエビ(もさえび)も50箱以上ありました。賀露の活魚ポンプ付きの活もさ、元気いっぱいでおいしそうでした。

あと500円玉ぐらいの大きさの吸盤を持つミズダコもいました。

クロザコエビ(もさえび) ミズダコ

この時期、春だな~と思う漁獲物として、マダイもそうですが、マフグやスズキが多く揚がってくると思います。

マフグ(なめらふぐ)1番 スズキ

そのほか、カガミダイやヒラメといった魚も揚がっていました(水深140-170m)

カガミダイ ヒラメ

珍しいところでは、サクラマスが揚がっていました。

サクラマス 

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