今朝の賀露地方卸売市場には、地元の沖合底び網漁船4隻が入港しました。
主な漁獲物は、ハタハタ3000箱程度、アカガレイ約1000箱、ソウハチ(えてがれい)800箱以上、ヒレグロ(やまがれい、べランスがれい)750箱以上でした。
そのうち、今朝はソウハチとハタハタを測定しました。
ソウハチは2歳魚の最小規格の14番が大半を占めていました。
面白かったところは最大規格(全長40cm近い)1番がそこそこ水揚げがあったこと(1隻で5箱程度)。
口の中からホタルイカが見える個体もありました。
ハタハタも2歳魚主体で、体長15cm前後がほとんどです。わずかですが、1番規格のハタハタもありました。
地元仲買からも好評の船内冷凍ハタハタも出ていました(干しハタ加工の原料としてニーズが高い)
アカガレイは、産卵後の個体が結構見られました。
クロザコエビ(もさえび)も50箱以上ありました。賀露の活魚ポンプ付きの活もさ、元気いっぱいでおいしそうでした。
あと500円玉ぐらいの大きさの吸盤を持つミズダコもいました。
この時期、春だな~と思う漁獲物として、マダイもそうですが、マフグやスズキが多く揚がってくると思います。
そのほか、カガミダイやヒラメといった魚も揚がっていました(水深140-170m)
珍しいところでは、サクラマスが揚がっていました。