4月に入り、初めての沖底市場日記です。主にハタハタのサイズ組成を把握するため、4時から市場に行きました。田後船2隻と境港船2隻、計4隻の入港がありました。
市場関係者にお話しを伺うと、現在、主体はホタルイカとのことで、ハタハタは少なめでした。ハタハタの規格は、大・中・小があり、多い船では、中が約10箱でした。
アカガレイが規格1番~10番くらいまでそろっていたので、測定させていただきました。一番多い船では、200箱前後漁獲していました。箱に「ア」と書いてあるのが、アカガレイです。大きい個体のサイズは、約40cmありました。
そして、ハツメ(アカラ)、モサエビ、アブラガレイ、深海性バイ類などが獲れていました。スルメイカは、少量ですが、北上群(小:索餌回遊群)と南下群(大:産卵群)が入り混じるような具合でした。
ベニズワイガニ漁の2隻も入港していました。ちょうど、荷卸しが終わり、餌を積み込んでいる最中でした。
そのほか、沿岸ものは、御来屋と淀江のサゴシ、境港のサヨリ、米子のコウイカなど獲れていました。
沖底船は、次の漁に向けて、足早に出港していきました。皆様の安全と大漁を祈念しております。これからも市場調査へのご協力をよろしくお願いします。