1950年代、「お熱いのがお好き」というマリリン・モンロー主演の米映画がありました。古い映画で私も内容はコメディという以外詳しくはありませんが。

　今回は煮えたぎるような暑さのなか元気に花を咲かせている南国生まれのユリを紹介します。

　山陰道泊インター付近を通ると道路ののり面に白いユリが真っ盛り。台湾原産の外来種、タカサゴユリ（高砂百合）です。
　


　日本の南西諸島原産のテッポウユリに似ていますが、花期が遅いこと、葉が細いなどの違いがあります。



　熱帯にでもなったかのような日本の夏が気に入り大繁殖したのでしょうか。

　ところで、外国映画の題名について。20年ほど前、泊まったソウルのホテルで映画上映があり、その案内に日本語で「狼と一緒にダンスを」とありました。しばらく考えてケビン・コスナーの「ダンスウィズウルブズ」と分かりました。日本人客のためのサービスのつもりだったのでしょう。

　「お熱いのがお好き」の原題は「Some Like It Hot」です。うまい訳なのか英語の苦手な私にはよく分かりませんが、主役のキャラからして原題そのままよりずっとしゃれているように思いました。（自然保護監視員　浜辺正篤）