全国で子どもたちがいじめにより、自ら命を絶つという痛ましい事件が相次いで発生しており、誠に残念なことであるとともに決してあってはならないことです。
鳥取県教育委員会では、いじめは、人間として決して許されるものではなく、どの学校でも起こりうるものであるという認識のもとに、各学校におけるいじめの早期発見、早期対応及び早期解決をめざし、市町村教育委員会や学校、家庭と連携しながらいじめ問題の解決に取り組んでいきます。
子どもたちへ
- いじめは人の心を傷つけ、時には人の命までも奪うものであり、絶対してはいけません。
- いじめを見て見ぬふりをするのはいじめをしているのと同じことです。
いじめを目撃したら、勇気を出して注意してください。それができなければ、先生に話してください。
- いじめられた場合は、一人で悩まずに友達や先生、保護者に相談してください。どんなことがあっても自らの命を絶ってはいけません。
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学校・先生方へ
- いじめは絶対に許さないという毅然とした言葉と態度で子どもたちを指導してください。
- いじめられている子どもを学校全体で守ってくださいそのためには子どもの発するサインを見逃さないでください。
- いじめは、どの学校、どの学級でも起こりうることを前提に、一人で抱え込まないで校内体制を整えて情報を共有しながら対応してください。
- 子どもからの相談を受けた場合は、予断や偏見を持たず真摯に話を聞いて、少しでもいじめの可能性があれば徹底して調べてください。
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保護者の方へ
- 子どもはいじめる側になることもいじめられる側になることもあります。
- 家庭の中でもいじめは絶対に許されない行為であることを子どもたちに話してください。
- 子どもとしっかり向き合い、子どものちょっとした様子の変化などを見逃さないでください。
- 子どもがいじめを受けていて相談が必要な場合は、速やかに学校や教育委員会、相談機関などに相談してください。
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