令和3年8月20日(金)、とっとりGIGAスクール構想推進チャンネル(GIGAチャン)の第4回目の配信を行いました。今回は、鳥取市立江山学園、鳥取市立美保小学校、倉吉市立明倫小学校にICTの活用事例について発表をしていただきました。
発表の概要を紹介します。
【鳥取市立江山学園の取組内容】
(1)ICT有効活用の土台づくり
・児童生徒につけたい力の整理
新設教科「かがやき科」において、児童生徒がつけたい資質・能力を整理
・児童生徒主体の授業構成
「かがやき科」において、※PBLの手法を導入し、児童生徒が主体となる学習構成に組み直す。
※PBL(プロジェクト学習)・・・子ども達が創造的思考者として、主体的に仲間と協働しながらプロジェクトや課題解決に取り組む探求型の学習
・児童生徒主体の授業構成の中で見られたICT活用
(例)7~9年生「持続可能な地域社会を築くために~SDGsの視点から見た地域課題への挑戦~」の授業のスタート
(2)Ipad活用の現状
・前期前半をとにかく使ってみる期間に設定
(例)町探検で記録写真(2年生)、グーグルフォームでアンケート調査(5年生)、ジャムボードで動物や植物の分類(7年生)、ミートでリモート授業テスト(9年生)
・生徒会執行部のジャムボードの活用
【鳥取市立美保小学校の取組内容】
GIGAスクール構想にかかるタブレット活用
(1)授業での活用
(例)写真による記録(低学年・主に生活科)、写真による記録と共有(中学年)、総合的な学習での調べ学習(高学年)
(2)グーグルフォームの活用
(例)各教科・研究教科「道徳」のふりかえり、学校生活アンケート、学校評価アンケート等
(3)授業外での活用
(例)6年生を送る会・卒業式をリモートで実施、スクールライフノート(こころの天気)
(4)校内研究での活用
(例)研究授業の様子を県外講師へリモート中継
【倉吉市立明倫小学校の取組内容】
(1)校内の取り組み
・各月の実践記録の共有
・クラスルームで情報を共有
・フォームを活用しアンケートを実施(研究教科「算数」)
・ドリルタイム等におけるデジタル学習教材「すらら」の活用
(2)実践事例(詳細は動画参照)
・3年生(国語科)・・・単元「仕事の工夫をしょうかいしよう」
・4年生(国語科)・・・単元「アップとルーズで伝える」
・5年生(理科)・・・単元「ヒトのたんじょう」
・6年生(国語科)・・・単元「わたしたちにできること」
(3)まとめ(今後に向けて)
発表の様子を以下のサイトで公開していますので、ご覧ください。
https://sites.google.com/g.torikyo.ed.jp/r3-gigachan/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
※GIGAチャンでは、今後も概ね1か月に1回のペースで、各市町村教育委員会や学校に向けて定期的に情報を配信します。