新型コロナの経口抗ウイルス薬(飲み薬)が昨年12月に初めて承認されました。飲み薬は自宅で服用できるのが利点。県では、自宅・宿泊療養者にも投与できる体制「鳥取方式あんしん投薬システム」を整備しています。
飲み薬はウイルスの増殖を抑える効果があり、ウイルスの変異の影響を受けにくいとされています。臨床試験では、重症化リスクのある人に発症後速やかに投与したところ、入院または死亡の割合が低下したとの結果が得られています。
県では、こうした飲み薬を全入院医療機関と院外処方に対応できる薬局に配備。在宅・宿泊療養者の速やかな治療につなげます。
飲み薬で治療ができても感染予防の継続が重要。感染が急速に広がれば重症者も急増し、医療が逼迫する恐れがあります。引き続き、感染予防対策をお願いします。
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