動物愛護管理法が改正され、ペットショップで販売される犬・猫には、6月からマイクロチップの装着が義務付けられました。犬や猫を家族に迎えたら、必ず飼い主の情報登録を行いましょう。
家庭で飼育されている犬・猫は全国で約1605万頭(2021年一般社団法人ペットフード協会調べ)。ペットは私たちの生活に癒やしや安らぎを与えてくれる大切な存在です。一方で、迷子や負傷を理由に保健所に収容される犬・猫は年間8万頭以上。やむなく殺処分される数も2万頭以上にのぼります。
こうした現状の改善に向けた新しい制度が、マイクロチップの装着です。体内のマイクロチップの情報を確認することで、保護した犬・猫の飼い主をすぐに見つけることが可能に。また、飼い主に責任ある飼育を促す効果も期待されています。
既に飼っている犬・猫への装着は義務ではありませんが、事故や災害によって離れ離れになる可能性もあります。大切なペットを守るため、ぜひ装着を検討してください。
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