6月5日はいよいよ大山夏山開き。本格的な登山シーズンの開幕を機に、今年から「大山入山協力金制度」がスタートします。良好な登山環境を維持するため、協力金の負担にご理解をお願いします。
中国地方最高峰の名峰大山。別名「伯耆富士」とも呼ばれる雄大な山景は多くの愛好家に親しまれています。年間約6万人が登山に訪れる大山では、登山者の安全を守るため、登山道の補修や避難小屋の整備などを定期的に行うほか、植生保護や外来植物除去によって貴重な自然環境の保全に努めています。こうした活動に要する経費は、年間およそ400万円。登山者からの協力金は、必要な取り組みを安定的に行っていくための資金として活用されます。
登山者に向けた事前のアンケートでは、協力金制度に賛同する人が約8割に上りました。大山の美しい自然に親しむことのできる環境づくりを、地域・登山者が一体となって支えていくことが望まれます。
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