防災・危機管理情報


「学びたい」に応える ~県立夜間中学シンポジウム開催~

  2024年4月、鳥取県に初めて「夜間中学」が誕生します。夜間中学は、国籍を問わず義務教育の年齢(15歳)を超えている人のうち、もう一度中学校の学習内容を学びたい人が「安心して学べる場」。開校に向けて、夜間中学への理解を広げるシンポジウムを開催します。
  県立夜間中学は、夜の時間帯に授業を行う、これまでになかった中学校。小学校や中学校を卒業していない人や病気や不登校などを理由に十分に学べなかった人、そのどちらかにあてはまる外国籍の人などが世代や国籍を超えて共に学び、触れ合うことのできる学校です。全課程の修了で中学校卒業資格を取得可能。進学や就職の道も開かれています。学ぶ意欲さえあれば、何歳でも決して遅すぎることはありません。
  シンポジウムでは、他県の取り組みの紹介や開校に向けたスケジュールの案内、パネルディスカッションなどを予定しています。ぜひご参加ください。

県立夜間中学校開校シンポジウム

事前申し込みが必要です。
【日時】 10月2日(日)午後1時30分から午後4時まで
【場所】 鳥取市総合福祉センターさざんか会館(鳥取市富安)
※会場に夜間中学に関する相談コーナーを設けます。別日程で中・西部地域でも個別相談会を開催予定です
※新型コロナウイルス感染症の状況により、開催方法を変更する場合があります

○どこにできるの?
  鳥取県教育センター(鳥取市湖山町北)の情報教育棟1階にできます
○どんな人が入学できるの?
  県内在住で、義務教育の年齢(15歳)を超えた人のうち、中学校を卒業していない人や十分に学べなかった人が対象です(国籍不問)
○どのように学ぶの?
  週5日、原則3年間の通学で中学校の全教科を学習します
○費用は?
  授業料や教科書代は全て無料です

詳しくはウェブページをご覧ください
https://www.pref.tottori.lg.jp/305609.htm

【問い合わせ先】 県教育委員会事務局小中学校課
電話 0857‐26‐7500 ファクシミリ 0857‐26‐8170
メールアドレス nightschool-j@pref.tottori.lg.jp





地下水の流れ明らかに ~産廃計画地周辺の地下水調査~

  米子市淀江町の産業廃棄物管理型最終処分場計画地について、7月2日に第9回地下水等調査会が開催され、約2年半をかけた調査の最終結果が取りまとめられました。
  会議では、これまでの調査・解析結果に基づき、(1)計画地の地表から浸透する地下水は「福井水源地」や「三輪山の清水」へ向かっていない (2)「福井水源地」の取水源である第3帯水層(一帯には地下水が蓄えられている地層である「帯水層」が3つあり、地表から順に第1から第3の帯水層が広がっている)の上部には水を遮る粘土層があるため、水源に影響するような懸念材料はない (3)「三輪山の清水」付近の地下水位が高く、計画地を流れる地下水は到達しないことから、「三輪山の清水」に影響が及ぶ可能性は極めて低い―と結論づけられました。
  会長を務めた嶋田(しまだ)(じゅん)・熊本大学名誉教授も「妥当性・科学的信頼性の高い内容」との評価。県は調査結果を地元自治会や県民へ説明するとともに、関係資料を広くウェブページで公開しています。

計画地周辺の地下水の流れ

●地下水が通る地層ごとに異なる色の線で表しています
●計画地の地下水は、「福井水源地」や「三輪山の清水」方向へ向かっていません
●計画地の地表から浸透する地下水は、水を通しにくい地層によって福井水源地の水が流れる地層とは遮断されています
計画地周辺の地下水の流れを記した地図
※調査結果や会議資料・会議録などの詳細は、ウェブページをご確認ください

【問い合わせ先】 県庁淀江産業廃棄物処理施設計画審査室
電話 0857‐26‐7498 ファクシミリ 0857‐26‐8189
https://www.pref.tottori.lg.jp/sanpai/



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