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皮膚・排泄ケア認定看護師 塚本慎一郎

塚本

WOC(ウォック)ナースとして活動を行っています。WOCは「Wound(創傷)」「Ostomy(ストーマ)」「inContinence(失禁、尿や便の漏れ)」の頭文字からとった言葉です。皮膚トラブルの予防としてスキンケアの実施、環境整備を行い、褥瘡(床ずれ)の治療計画を医師と共に作成します。ストーマ周囲皮膚の管理、装具の選択、日常生活のアドバイスなどを行い、専門外来であるストーマ外来を担当しています。病気、手術後、加齢などによる尿(便)失禁の改善を促すケアや、失禁による皮膚のかぶれの予防やケアも行います。以上のような分野で幅広く活動を行っています。2024年度から褥瘡専従看護師として活動しています。当院に来られている方はもちろん、地域の方々にも貢献できるよう日々精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

認知症看護認定看護師 有福尚子

有福

認知症を抱えつつ身体的な疾患により入院をされる方は、環境の変化に戸惑い不安を感じ、苦痛をうまく表現することができません。認知症の方の気持ちを代弁し、病期に応じたケアを行うことで安心・安全に生活できる環境を作っていきたいと考えています。また、認知症ケアチームとして毎週、脳神経内科医、精神科医、医療ソーシャルワーカーと共に院内を巡回し、認知症の方の視点に立って考え"その人のできること"に着目しその力を引き出せるよう他職種と協働し支援します。認知症の方と支えるご家族が安心して療養できるよう看護の質の向上に努めてまいります。

 

救急看護認定看護師 布廣浩二

布廣

救急看護認定看護師として救急外来、集中治療室を中心に活動しています。救急医療は患者の搬入が突然で傷病の種類も多種多様であるという特性があり、生命の危機的状況にある方、ご家族の状況を的確に判断し支援することが求められています。科学的根拠に基づいた質の高い看護を提供できるよう、医師および他職種と連携し、院内外で救命技術の指導、実践に取り組んでいます。

 

皮膚・排泄ケア認定看護師 生田奈緒美

生田

皮膚・排泄ケア領域では、人工肛門・人工膀胱の造設や褥瘡(床ずれ)などの創傷や排泄障害に伴う問題に対して適切なスキンケアや排泄管理・指導を専門的に行います。また、入院されている方に、より安全で効果的な医療の提供を促進するため、特に褥瘡が生じやすい患者様に対して早期発見、重症化予防のための総合的な褥瘡管理を行っております。ストーマ外来の運営も行っていますので排泄に関することはもとよりがん治療に伴うスキントラブルから増加している糖尿病性下肢潰瘍に関する問題まで幅広く対応しています。どうぞお気軽にご相談ください。

 

集中ケア認定看護師 前田仁美

前田

集中ケアとは、急性かつ重篤な状況にある方に対して集中的に看護を提供し、精神的危機状況下にある家族にも援助を行う分野です。集中治療室には手術後、循環器系疾患、脳神経系疾患等、さまざまな方が入室されます。日々そのような方々の急性期の看護にスタッフとともに力を注いでいます。また、ご家族との連携も大切にし、お互い顔の見える関係を築けるよう努めています。院内では日々の看護実践に加え、新人研修や最新の専門的知識を広める研修などを行っています。今後とも自己研鑽を重ね、患者ご本人、ご家族の方に安心して療養していただけるよう日々の看護に励みたいと思います。

 

緩和ケア認定看護師 佐々木美鈴

佐々木

私は現在、入院される緩和ケア対象の患者・家族へのケアを実践しています。例え、がんに罹ったとしても、治療と向き合い希望を持ち続けて生きることができるよう多職種と協働して支援していきたいと考えています。その際に、私が大切にしていることは、ご本人やご家族が大切にしている価値観や思いを尊重し、その気持ちに寄り添える存在となり、ともに歩んでいくことです。日々の暮らしを穏やかに、そして、その人らしく過ごしていけるよう支援につなげていきたいと思います。病棟スタッフとともに、入院生活において「ここで過ごせてよかった」と感じていただけるようなケアを提供していきます。研修、病棟でのカンファレンスを通じて、院内看護師への緩和ケア教育を行っています。また緩和ケア委員会のメンバーとして、リンクナースの育成にも取り組んでいます。

 

がん化学療法看護認定看護師 杉本咲月 / 村尾祥江

杉本 村尾

がん化学療法看護認定看護師は、抗がん剤治療(がん化学療法)を受ける方が『安全』『安楽』『確実』に治療を受けるための支援について専門的な知識や技術を習得している看護師です。抗がん剤治療の副作用は、使用する薬剤や治療を受ける方の体調などによって症状の出方は様々です。しかし、適切な支持療法(副作用の予防や症状の軽減を図る治療)や副作用症状のセルフケア(自己管理)を同時に行うことで、自宅での生活や仕事を継続しながら外来通院で治療を受けることができるようになりました。日本人の2人に1人ががんに罹患すると言われている昨今、抗がん剤治療を受ける人数は年々増加傾向にあり、治療を受ける方が抱えておられる問題も多様化していることから、個別性のあるきめ細やかな対応が必要になってきています。がん化学療法看護認定看護師は、このような状況に対して他職種(医師、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー、がん治療に関わる専門の看護師など)と連携を図りながら、質の高い看護を提供すべく日々活動しています。

 

感染管理認定看護師 福井昭裕

福井

感染管理を行う目的は、患者のみなさんの安全を第一に考え、医療が安全に受けられる環境を提供することです。院内では、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師等さまざまな職員と協働し、関係機関、各医療機関と連携して、院内ラウンド、ポスターによる啓発、研修会など、感染防止対策の遵守と推進する活動をしており、その活動の調整、連携等を中心となって行なっています。患者様とそのご家族、職員が協力し、安心、安全な治療・療養・労働環境のために、効果・効率的な感染予防・対策をおこなっていきたいと思います。

 

感染管理認定看護師 山田美穂

山田

医療現場における感染対策は、職員や患者、ご家族の一人ひとりが実践していくことも大切ですが、病院全体で組織的に取り組むことが重要です。効果的な感染防止対策を実施していくためには、各職種との連携が必要であり、医師、看護師、薬剤師などが専門性を活かし活動していけるようコーディネーターとしての役割を果たしていきたいと考えます。そして、研修会等の教育・啓発活動を通して、積極的に感染対策を実践できるよう支援していきたいと思います。、医療現場は、高齢化や高度医療化にともない多様化しているため、院内だけでなく、地域全体の感染対策が向上するような支援・活動を実践していきます。

 

糖尿病看護認定看護師  北尾由里子

北尾

慢性疾患である糖尿病は生活習慣が大きく影響しており、生活習慣の変更を余儀なくされます。しかし、長年の生活習慣は簡単に変更できるものではありません。糖尿病看護を専門とする看護師は糖尿病の方が自ら持つ力を信じ、ご本人が自分の体を労わり、気にかけることができ、積極的に治療に参加することができるように支援を行います。現在、私は医師・管理栄養士・薬剤師の多職種と連携をとりながら、糖尿病患者さんの療養指導を行っています。また、糖尿病看護に関する院内・病棟内の研修会の開催や看護学校等での講義を行い、知見を広めつつ、看護の質の向上につながるように努めます。

 

がん性疼痛看護認定看護師 尾添有花里

尾添

「がんに罹患した方の約7~8割が痛みを経験する」と言われています。痛みは感じている人にしかわからないものであり、身体的なものだけでなく、心理・社会的、スピリチュアルなものからも影響を受けます。痛みを和らげる治療は、「痛み」を伝えていただくことから始まります。その方の抱えている痛みを知り、鎮痛剤を使用するときの工夫や、鎮痛剤以外に痛みを和らげる方法を、ご本人・ご家族と一緒に考えていきたいと思っています。そして、その方に合った対処方法を実践することで痛みのコントロールができることを目指しています。病棟では、緩和ケアチームの一員として、看護師・医師・薬剤師や栄養士・心理士などと連携し、痛みを和らげ、寄り添い支える活動をしています。