１ 事業の背景・現状・目的・効果・課題
【事業の背景・現状・目的】
湖山池周辺のコンクリート護岸が老朽化し、護岸がはらみ出し、土砂が池へ流出して護岸背面が陥没し、危険な状況であった。また、直立護岸のため、季節風による波しぶきが背後住家へ飛散する問題もあった。
これらを改善するため、水辺に近づくことのできる親水性をもった緩傾斜護岸としての整備を行う。
【課題・効果】
湖山池については、行政と県民が一体となって自然環境を守るとともに生態系に配慮した環境の創出が求められている。
平成１７年度から、桂見地区のなぎさ護岸整備により、安全に親水性を保つことができ、波しぶき問題の改善となっている。
２ 事業内容
- 護岸工（なぎさ護岸） 付帯工 一式
- 管理道路工 Ｌ＝５３０ｍ
平成２０年度実績 護岸工（なぎさ護岸）L=７０ｍ
平成２１年度の実績
護岸工 測量設計 一式
用地買収 Ａ＝800ｍ2
●担当：県土整備部 河川課 計画担当 電話0857-26-7379
参考URL
鳥取県県土整備部河川課のwebサイトより
「河川課」
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=28143
１ 事業の目的
海岸の侵食を防止するとともに、良好な砂浜、沿岸域の環境の保全に努め、憩いの場所としてふさわしい海浜として整備するとともに、国土保全（沿岸住民の生命・財産を守る）と調和のとれた親水性のある施設として整備する必要がある。
２ 事業内容
鳥取港海岸は古くから鳥取県東部の海水浴場として利用されてきたが、港湾計画の改訂に伴い漁港区が整備されることとなったため、西浜地区に親水性の高い階段護岸や人工リーフ等を整備し、海洋性レクリエーション（海水浴、海辺の眺望、海辺での休憩等）に利用されることを目的とした海岸空間を整備中。
現在、海水浴等に利用しやすい海浜地等の安定を図るため、人工リーフを延伸中。
平成２１年度の実績
離岸堤を延伸し、暫定断面で事業完了予定
今後は、離岸堤の暫定断面での整備効果について検証を行う。
●担当：県土整備部 空港港湾課 港湾係 電話0857-26-7380
参考URL
鳥取県空港港湾課のwebサイトより
「空港港湾課」
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=28145
１ 事業の目的
「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」施行後の監視体制整備及び意識啓発活動を行う。
２ 事業内容
○鳥取砂丘レンジャー
砂丘利用者へのガイド及び巡視活動を行い、条例趣旨の徹底を図るため、砂丘事務所に鳥取砂丘レンジャー（正職員３名・非常勤職員２名）を配置する。
○砂丘ガイドサポーター
鳥取砂丘レンジャーのガイド機能をサポートするため、砂丘ガイドサポーターを養成する。鳥取砂丘レンジャーと連携して、主に繁忙期における団体観光客向けのガイドを行う。
○意識啓発の実施
鳥取砂丘への来訪者に対し、旅行情報誌への広告掲載により意識啓発を実施する。
また、特に来訪者の多い５月と８月に関係機関と連携して意識啓発キャンペーンを実施し、条例趣旨の周知・啓発に努める。
平成２１年度の実績
１ 条例施行に伴う巡視等の活動拠点機能
・砂丘利用者へのガイド及び啓発（砂丘の価値の解説、条例趣旨の啓発）活動を実施した。
・落書き等の巡視活動により、６７２件の落書行為を発見した。
（１）行政指導等 該当なし
（２）注意 （ 平成22年３月３１日 現在）
２ 鳥取砂丘の紹介、案内窓口機能
・鳥取砂丘レンジャーによる鳥取砂丘におけるガイド機能をサポートするため、砂丘ガイドサポーターを27名を養成した。
※養成研修会を21年11月、22年２月に継続して実施した。
・鳥取砂丘利用者への啓発活動として、1,691件のガイドを実施した。
・鳥取砂丘の価値や魅力を再発見・理解してもらうためのガイドツアーを実施し、149名の方が参加した。
・「砂丘レンジャー日記（ＨＰ）」によるタイムリーな砂丘の魅力を情報発信した。
●担当：生活環境部 砂丘事務所 電話0857-22-0582
参考URL
鳥取県砂丘事務所のwebサイトより
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=100183