防災・危機管理情報


平成21年度版 鳥取県環境白書

7.とっとり発グリーンニューディール関連事業

 7.2 環境新産業振興

環境にやさしいLED照明導入促進事業(平成21年度事業)

※これは、平成21年度版鳥取県環境白書です。本事業は、平成23年度で終了しています。

1 事業の目的

 県内で製造されるLED照明製品の購入促進により、県内におけるLED関連事業者全体(全体で30社程度)の活性化を図る。


2 事業の内容

 

(1)企業と市町村等の連携によるLED照明製品のモデル的導入経費への助成
  ア 企業連携型(1計画あたりの上限額 5,000千円)
   ○ 補助対象事業者:蛍光灯形LED等の製造事業者
   ○ 補助対象経費:蛍光灯形LED等の製造事業者が、LED照明未開拓分野の事業者と連携して普及計画を作成し、モデル的に導入する経費
   ○ 補助率 1/2
  イ 地域連携型(1計画あたりの上限額 10,000千円)
   ○ 補助対象事業者:市町村
   ○ 補助対象経費:市町村が地元企業や地区と連携するなどして、商店街アーケード照明・防犯灯・公園照明などに対して、市町村が直接実施するもしくは地区等に補助する金額
   ○ 補助率 1/2

(2)県庁率先導入型
 県が、「LEDでバイバイカーボン計画」を策定し、LED照明の計画的な導入方針を作成するとともに、県立施設(博物館、コカ・コーラウェストスポーツパーク、東郷湖羽合臨海公園)の屋外照明に対して、率先的に導入する。


 平成21年度の実績

【事業の概要】

(1)企業連携型
 蛍光灯形LED等の製造事業者が、LED照明未開拓分野の事業者と連携して当該分野への普及計画を作成し、モデル的に導入する経費に対して助成した。
 ○補助率:1/2 (1計画あたりの上限額:5,000千円)
 ○補助事業者:3社 (アロー産業(株)、鳥取電子(株)、三洋電機(株)
   光エレクトロニクス事業部)

(2)地域連携型
 市町村が地元企業や地区等と連携するなどして、商店街アーケード照明、防犯灯、公園照明導入について市町村が直接実施、もしくは地区等に補助する金額に対して助成した。
 ○補助率:1/2 (1計画あたりの上限額:10,000千円)
 ○補助事業者:2市町 (鳥取市(市実施):防犯灯、北栄町(商工会実施)
     :商店街街路灯)

(3)県庁率先導入型
 LED照明の計画的な導入方針を作成するとともに、県立施設(県立博物館)の屋外照明に率先的に導入した。
併せて、庁舎照明エコ替推進事業においても、CO2と消費電力の大幅な削減が見込まれ、また、県内での開発が進むLED照明を県が率先して総合事務所などの県有施設へ導入した。

●担当:生活環境部 環境立県推進課 ISO担当 電話 0857-26-7874


参考URL
  鳥取県環境立県推進課のwebサイトより
  http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=3268

  鳥取県環境立県推進課のwebサイトより
 「県立施設への率先導入について 
  http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=144198

エコ・カー関連産業創出事業

1 事業の目的

 次世代電気自動車の共同開発事業への参画支援


2 事業の内容

 慶應義塾大学発のベンチャー企業である(株)SIM-Driveが開発する次世代電気自動車の量産化モデル車の開発に当初から参加することにより、量産モデル開発時の上位サプライヤーとして参入することを目指す県内企業に対し補助する。
  ○補助率 : 2/3以内 上限 : 13,000千円
     ※共同研究に必要な経費 : 20,000千円
  ○補助先 : 鳥取県次世代電気自動車共同研究協議会(仮称)
     ※共同研究に参加する企業で構成された任意団体


 平成21年度の実績

【事業の概要】

(1)エコカーコーディネータの配置
 県内企業のエコカー関連産業への参入機会を拡大するため、自動車関連産業に関する知識をもつコーディネータを雇用。県内企業の技術力を把握するとともに、相談窓口として活動。

(2)エコカー研究会によるセミナーの開催
  11月13日 演題:「新世代電気自動車 i-MiEVの開発」
      三菱自動車工業(株) MiEV事業統括室長 橋本 徹氏
     参加者数:約50名(行政関係者除く) (鳥取県産業振興機構と共催)

  1月15日 演題:「プラグインハイブリッドの開発状況と今後の課題」
     トヨタ自動車株式会社 第2技術開発本部 HV先行開発部 
         主査 石川哲浩 氏
     参加者数:約150名

 その他、産業振興機構、鳥取県産業技術センターと連携し、各種セミナーを開催。
(3)(株)SIM-Driveが行うEVの先行開発事業に参画
 慶應義塾大学発のベンチャー企業である(株)SIM-Driveによる次世代電気自動車の共同研究が開始されたことに伴い、次世代電気自動車の共同開発に参加する企業を支援することにより、EVベンチャー企業の誘致につなげると共に、県内事業者の自動車関連産業に新規参入する機会を拡大する取組を実施

 参画企業:10社及び地方独立行政法人鳥取県産業技術センター
 事業期間:平成22年1月から平成23年3月まで

●担当:商工労働部 経済通商総室 企画調査チーム 電話 0857-26-7538


参考URL
  鳥取県経済通商総室webサイトより
  http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=99309

都市公園外灯LED化促進事業

1 事業の目的

 コカ・コーラウエストスポーツパーク(布勢総合運動公園)の屋外照明に県内企業が開発・生産したLEDを率先的に導入することで県内企業の製品開発を進め、低炭素社会の実現に取り組む。


2 事業の内容

コカ・コーラウエストスポーツパークLED化計画
灯具不良箇所について、水銀灯からLEDに取替えを行う。

 平成21年度の実績

 鳥取県版グリーンニューデール政策の一環とし、コカ・コーラウエストスポーツパーク(布勢総合運動公園)及び東郷湖羽合臨海公園の屋外照明に、県内企業が開発・生産したLEDを率先的に導入することで県内企業の製品開発を進め、低炭素社会の実現に取り組みを行った。

〔LED照明導入箇所数〕
 コカ・コーラウエストスポーツパーク(布勢総合運動公園)  26箇所
 東郷湖羽合臨海公園                     7箇所

●担当:生活環境部 公園自然課 緑地公園担当 電話 0857-26-7369



参考URL

  鳥取県公園自然課のwebサイトより
  http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=45312

鳥取方式の芝生化促進事業

1 事業の目的

 鳥取方式の芝生化に県として積極的に取組み、鳥取方式の発祥の地にふさわしい芝生化先進県を目指す。


2 事業の背景

 校庭等の芝生化には屋外活動の推進、子どもの情緒安定などの様々な効果があるが、高価で管理が難しく、気軽に立入りができて親しめるというイメージでとらえられてこなかった。
 現在、鳥取方式の芝生化として、場所に応じて最適の芝生(洋芝・和芝)を選択、併せて、住民(関係者)も参加しながら最も効果的・効率的な維持管理を実施する取り組みが進んでいる。


3 事業の内容

(1) 県民への広報、情報発信
 鳥取方式の芝生化を考えるシンポジウムの開催
 鳥取方式の芝生化パンフレット及びDVDの作成
(2) 市町村への広報、支援
 市町村・市町村教育委員会教育関係者対象のセミナー付き現地見学会の開催
 教育委員会主催市町村教育長会議でのビデオ教材による研修、既存支援制度の説明など
(3) 県立学校、県施設関係者の理解の促進
 県立学校長会議でのビデオ教材による研修、既存支援制度の説明など
 県立学校関係者、他の県立施設関係者を対象とした現地見学会・セミナーの開催
(4) 県立学校、県施設等での芝生化推進等
 県立学校のみならず目的に合致する県施設の芝生化への積極的な取り組み(新規施設の検討)
 既芝生化県施設の管理体制の充実(指導・助言機能の強化、維持管理作業の充実・効率化)

 平成21年度の実績

1 県民への広報、情報発信
 (1)鳥取方式の芝生化を考えるシンポジウムの開催
    「鳥取方式の芝生化を考えるシンポジウム」を開催。
     子どもが自由に運動したり、遊んだりする学校の校庭、幼稚園・
           保育園の園庭及び広場(公園、空き地も含む)の芝生化について、
     様々な主体と共に考え、行動を起こす契機とするとともに、鳥取方
           式発祥の地として広く県内外にアピールの場としてシンポジウムを
           開催。

    鳥取方式の芝生化パンフレット及びDVDの作成
     鳥取方式の芝生化事例、芝生化のノウハウを掲載したパンフレット
           及びDVDを作成し、配布した。
     <配布先>
      ・県内の幼稚園、保育所、小・中・高等学校をはじめ、子どもの
               健全育成に取り組むNPO、公民館、図書館、市町村、他県など
               幅広く配布
      ・上記シンポジウムをはじめ、イベント・会議・学習会等で活用。
 (2)市町村への広報、支援
   ・市町村(学校組合)教育行政連絡協議会で働きかけ
           (平成21年10月28日)
   ・西部市町村教育委員会事務局への働きかけ
           (平成21年12月3日)
   ・倉吉市公私保育所園長会で働きかけ
            (平成21年12月16日)
   ・保育所・幼稚園の園庭芝生化支援事業説明会
           (平成22年2月18日、22日)
   ・校庭芝生化セミナー及び小学校校庭芝生化モデル事業説明会
            (平成22年3月5日、8日)
 (3)県立学校、県施設関係者の理解の促進
   ・鳥取方式の芝生化見学会への県職員、県立学校職員の参加 26人

 (4)県立学校、県施設等での芝生化推進等
   下記4校の芝生化について検討
   ・鳥取聾学校ひまわり分校(H22年度芝生化)、
   ・倉吉東高(H23年度芝生化予定)
   ・智頭農林高(H23年度芝生化予定)
   ・鳥取中央育英高(検討の結果、芝生化に適さないことが判明)

●担当:企画部 協働連携推進課 地域ネットワークづくり担当 電話 0857-26-7071


参考URL
  鳥取県協働連携推進課のwebサイトより
  「鳥取方式の芝生化の促進」
  http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=119463

  

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