日野町のボランティアグループ「ひのぼらねっと（日野ボランティア・ネットワーク／小谷博徳代表）」が行っている「高齢者誕生月プレゼント企画」。
全国的に評価が高いこの取り組み、今年で１０年目を迎えました。

日野町内の７０歳以上の方だけで暮らす高齢者を対象に、誕生月に手作りプレゼントを持って訪問し、生活状況や困りごとをお聴きし解決につなげようという取組です。

今月は、１０月８日（土）に開催され、小学生から大人まで約２５名のボランティアが集まりました。当初から参加しているベテランさん、中学生のときから７年続けている若者、体調が回復して久々に参加したという方、今日が初めての方もちらほら・・・。

１０月が誕生月の高齢者の方は、３７人。
多い月は、対象者がなんと７０人近くにもなるそうです。

今回この取組を取材させていただきましたので、ご紹介します。

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平成２３年１０月８日（土）

★日野町下榎集会所に集合（午前９時）
　　何か困ったときに連絡してもらえるようボランティアセンターの電話番号も載せたお祝いカードを作ります。
　　ボランティアが心を込めて折った折り紙でカードを飾り付け。
　　　
  　　　　　　
　　

★お茶タイム
　　ちょっと休憩。お互い自己紹介し、おしゃべりが弾みます。

　　　　　　
　　　

★フラワーアレンジメントのプレゼント作り
　　今回は、生け花の生田清子先生を講師に、フラワーアレンジメントを作りました。
　　ガーベラ、トルコキキョウ、かすみ草、ストロベリーキャンドル、デンファレ・・・
　　同じ花を使っているのに、できあがりは人それぞれ個性的。
　　先生やスタッフの方がお庭に咲いている花を持って来てくださいました。

　　　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　

★昼食タイム
　　カレーをみんなでいただきます。
　　お米は、地元の方が提供してくださいました。

　　
★訪問する地区や班分けの発表（午後１時）
　　訪問時の留意点をしっかり聞いて、出発！
　　　　　　　　　　　

　　「こんにちは。お誕生月おめでとうございます。」
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　着物を使った巾着は縫い物が好きな方から提供されたもの
　　　
★訪問から帰ってきてからの記録、報告
　　高齢者とお会いできたか、どんな様子だったか、見守りが必要かなど、
　　それぞれ記録し、スタッフに報告します。
　　「肩が痛くて洗濯物干しが大変（７０代女性）」
　　「先月は主人、今月は私が祝ってもらって、嬉しい（７０代女性）」
　　「今のところ困っていることはないけど、将来はお願い（８０代女性）」
　　「妻の看病がままならない（９０代男性）」　などなど

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来月の「高齢者誕生月プレゼント企画」の取り組みは、１１月１２日（土）。
会員・非会員を問わず、また、年齢・経験などを問わず、どなたでも無料でご参加いただけます。

詳しくは、ひのぼらねっとのホームページをご覧ください。→日野ボランティア・ネットワークのＨＰ


※参考記事→2010年12月24日「★祝　ひのぼらねっと【総務大臣賞】受賞！」