農業水利施設の保全

農業水利施設保全対策の必要性

基幹的な農業水利施設の多くは、昭和30年~50年代頃に整備され、現在、老朽化の進行により更新が必要な状態となっている施設も多くあります。

しかし、これらの施設をすべて更新するには膨大な事業費が必要となるため、既存施設を診断し、計画的な補修や補強等による長寿命化対策を実施することで、既存施設を有効利用するとともに長期的なコストを低減させることが必要とされています。

このため、一定規模以上の基幹的な農業水利施設について、計画的な機能診断の実施と保全計画の策定を進めています。

下図は、施設の長寿命化とライフサイクルコスト低減のイメージです。
(農林水産省「農業水利施設のストックマネジメントについて」より)

ストックマネジメントのイメージ

機能診断実施地区一覧

実施年度

地区名

主な診断施設

令和元年度

北条砂丘地区

揚水機場

天神野地区

用水路

大栄地区

管水路、加圧機場

加勢蛇地区

管水路、加圧機場

令和2年度

(予定)

北条砂丘地区

用水路

天神野地区

用水路

羽合地区

加圧機場

関金地区

用水路

東伯地区

管水路・用水路

機能診断実施状況写真

頭首工の診断水槽の診断用水路の診断
水路トンネルの診断管内カメラ調査
  

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