鳥取県では、高額な医療費が必要となるがんの先進医療を受ける方やその家族の方への経済的支援を行い、がんの先進医療を受けやすい環境づくりを推進するため、県が指定する金融機関のがん先進医療費専用のローンを活用された方に対し、利子相当額を助成する制度を平成23年12月2日より開始しました。
※1 事前の承認申請手続きが必要となります。
※2 県が指定する金融機関の専用ローンに限ります。
各種申請用紙のお取り寄せ、各種申請書類の受付、各種お問合せ等の窓口は、次のとおりです。
■ 本制度の開始にあたり平成23年12月1日(木)に鳥取県庁にて、鳥取県と山陰合同銀行、鳥取銀行との協定を締結しました。
■ 平成24年7月4日(水) 鳥取県庁にて、鳥取信用金庫、倉吉信用金庫、米子信用金庫との協定を締結しました。
■ 平成24年9月20日付で島根銀行との協定を締結しました。
1.対象となる医療(がんの先進医療とは)
厚生労働省が将来的な保険導入のための評価を行うものとして、保険診療との併用を認めた第2先進医療技術及び第3先進医療技術のうち、がんの治療を目的とした医療(ただし、本助成対象の可否について事前審査有り) 。
2.この助成を利用するための承認申請ができる方
次のア、イいずれにも該当する方
ア 国内でがんの先進医療を受ける予定のある方 及びその親族(3親等内)
イ 課税総所得が600万円以下の世帯に属する方
※上記、「がんの先進医療を受ける予定のある方」は、現在、県内に住所を有し、かつ、申請日から過去1年以上県内に住所を有している方に限ります。
3.対象となるローン融資額の上限、対象となる利子
最大300万円までで、年利固定6%(保障料を含む)以内
4.助成期間
最長7年間(84か月)以内
※金融機関からの融資に対する返済に基づき、最初に利子を支払った日の属する月から起算
5.本利子補給制度が利用できる県が指定する専用ローン
※先進医療の認定医療機関は随時変動がありますので、最新情報は厚生労働省のウェブページ「
先進医療を実施している医療機関の一覧」をご覧ください。
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兵庫県たつの市新宮町内に、がんの先進医療である粒子線治療(陽子線・重粒子線)が受けられる兵庫県立粒子線医療センターがあります。兵庫県立粒子線医療センターで実施される粒子線治療(陽子線・重粒子線)は、「鳥取県がん先進医療費利子補給制度」の対象となっています。
詳細は、上記リンク先ウェブページをご覧ください。
兵庫県立粒子線医療センターには、粒子線治療を一時的に支払うことが困難な方に対する貸付制度があります。
詳細は、上記リンク先ウェブページをご覧ください。