我が国では、B型肝炎ウイルス又はC型肝炎ウイルス(以下「肝炎ウイルス」という。)感染に起因するウイルス性の肝炎患者が肝炎に罹患した者の多くを占めている。肝炎ウイルスに持続感染していると推測される者は、B型肝炎ウイルス(HBV)で110万~140万人、C型肝炎ウイルス(HCV)で190万~230万人とされ、国内最大の感染症とされるなど、B型肝炎及びC型肝炎に係る対策は喫緊の課題となっています。
特に本県の肝臓がんは、全国と比較し、死亡率、罹患率が高いことや、肝臓がんの大きな原因とされる肝炎ウイルス陽性率についても高い傾向にあるほか、肝炎ウイルスに対する知識不足や誤解により、感染者に対する差別や偏見が存在するなど、多くの課題が指摘されています。
このため、県民の皆様に肝臓病について正しい理解をしていただくことを目的に、平成25年から毎年7月を「鳥取県肝臓病月間」と定めました。
月間中は、テレビ・ラジオCM、チラシ・ポスターなどを通じて県民へ広く啓発を行います。
一人ひとりが肝臓病を正しく理解して、日ごろから肝臓病の予防や早期発見・早期治療に心がけましょう。
鳥取県肝臓病月間実施要綱(PDF64kb)
「鳥取県肝臓病月間」(7月)のTVスポットCM(外部リンク)
月間の啓発用に鳥取県が独自に制作したテレビCMです。
放送期間:平成26年7月1日~31日
「鳥取県肝臓病月間」(7月)のTVスポットCMです。鳥取の砂丘で肝炎を叫びます!