(1)自然動態の推移 -自然増加数は6年連続で減少-
昭和30年以降の出生数の推移をみると、昭和30年(11,901人)から昭和45年(7,998人)までは、昭和41年(ひのえうま)を除き低下傾向を示していた。その後第2次ベビーブーム期(昭和46年~49年)を迎え、昭和49年には9,030人まで上昇した。その後は再び低下傾向を続けており、平成16年は5,307人と過去最低となった。
一方、死亡数は平成2年以降5,000人台を推移しており、近年徐々に上昇傾向がみられる。平成15年には6,000人台となり、平成16年は前年より104人増加して過去最高の6,183人となった。
(2)月別自然動態 -出生数は8月、死亡数は1月が最も多い-
自然動態を月別にみると、出生数は8月、死亡数は1月が最も多く、出生数が死亡数を上回った月は、6月、8月、9月であった。12月~3月の間が死亡数が多い期間となっている。
(3)市町村別出生率及び死亡率 -出生率が高いのは日吉津村、死亡率が高いのは関金町-
市町村別にみると、出生率が最も高いのは日吉津村(11.5‰)、米子市(10.2‰)、鳥取市(9.4‰)、倉吉市(9.1‰)、大山町(8.1‰)となっており、一方最も低いのは若桜町(3.9‰)、船岡町(4.2‰)、溝口町(4.2‰)、関金町(4.4‰)、江府町(4.6‰)となっている。
死亡率は関金町(17.3‰)が最も高く、次いで三朝町(17.1‰)、若桜町 (16.8‰)、日南町(16.0‰)、江府町(15.2‰)となっており、最も低いのは米子市(8.7‰)、鳥取市(8.7‰)、八東町(9.2‰)、郡家町(9.3‰)となっている。