平成17年平均の鳥取市の消費者物価指数(平成12年=100)は、総合で97.9となり、前年平均(98.3)に比べ0.4%下落した。
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平成6年から平成7年までは落ち着いた動きを見せていたが、平成8年は家賃の値上がりにより上昇し、平成9年は消費税率の引き上げなどによりさらに上昇した。その後、平成10年から平成11年までは落ち着いた動きを取り戻した。
しかし、平成12年から家庭用耐久財、教養娯楽用耐久財などの値下がりにより持続的な下落傾向となり、平成15年から平成16年にかけては、さらに家賃の値下げがあり下落が続いた。
平成17年は、平成16年高値だった野菜・海藻、穀類が安定したこと、また固定電話通信料の値下げがあったことにより0.4%の下落となった。平成12年から6年連続の下落が続いている。
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鳥取市の総合指数は、97.9、全国の総合指数は97.8となった。
対前年上昇率は、鳥取市が-0.4%、全国が-0.3%となった。
費目別に上昇率を比較してみると、諸雑費以外はそれぞれ同じ動きをしている。
全国に比べて変動の大きかった費目は、上昇は光熱・水道、交通・通信、下落は食料、住居、保健医療、教養娯楽である。
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対前年同月上昇率は、1月から4月まで4か月連続(+)で推移したものの、5月以降は、8か月連続(-)で推移した。なお、対前年同月上昇率の(+)は、平成16年8月から続いており、9か月連続であった。
1年を通しての上昇率は、5月で(+)から(-)に転じており、安定した天候による生鮮野菜・生鮮果物等の値下がりが影響している。