平成15年平均の鳥取市の消費者物価指数(平成12年=100)は、総合で98.5となり、前年平均(99.0)に比べ0.5%下落した。
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平成5年から平成7年までは落ち着いた動きを見せていたが、平成8年は家賃の値上がりにより上昇し、平成9年は消費税率の引き上げなどによりさらに上昇した。平成10年から平成11年までは落ち着いた動きを取り戻した。
平成12年から家庭用耐久財、教養娯楽用耐久財などの下落により、持続的な下落傾向となり、平成14年は、教養娯楽用耐久財、教養娯楽サービスなどの値下がりにより0.8%の下落となった。
平成15年は、家賃、教養娯楽用耐久財などの値下がりにより0.5%の下落となり、平成12年から4年連続の下落となった。
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鳥取市の総合指数は、98.5、全国の総合指数は98.1となった。
対前年上昇率は、鳥取市が-0.5%、全国が-0.3%となり、全国の方が下落幅が小さかった。
費目別に上昇率を比較してみると鳥取市で食料が上昇、交通・通信が下落であったのに対し、全国で食料が下落、交通・通信が上昇したのを除くと他の費目はそれぞれ同じ動きをしている。
全国に比べて変動の大きかった費目は「住居」(下落)、「光熱・水道」(下落)、「保健医療」(上昇)である。
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対前年同月上昇率は、1月、2月は(-)で推移し、3月は同水準、4月、5月は2ヶ月連続して(+)で推移したが、6月以降は再び(-)で推移している。平成13年4月以来の連続(-)は23ヶ月で止まったが、傾向としては(-)が続いている。
1年を通しての上昇率は、11月、12月に暖冬による生鮮食品の下落により(-)1.2~1.3%となったが、その他の月は(+)(-)とも1%以内となっている。