保安林等の重要な松林を「保全する松林」に指定し、県及び市町村により様々な方法で予防や駆除を実施しています。
「保全する松林」においては、6月頃に空中散布や地上散布による予防措置が行われています。また、その年に枯れた被害木が翌年の被害の発生源になるため、秋から冬にかけて、その年に枯れた被害木を伐採し、薬剤やチップ処理により殺虫する伐倒駆除等の駆除措置を行っています。また、北栄町においては地元関係者による自主防除団体を設立し、伐倒駆除や抵抗性マツの植栽等、海岸松林保全のための活動が予定されています。
また、保全する松林の周辺では、松から他の樹種への樹種転換を進めています。