ただいま追加提案いたしました付議案につきまして、その主なものについて概要をご説明申し上げます。
議案第19号は、鳥取県人事委員会委員の選任についてであります。
奥田悦子氏の任期が、来る7月18日をもって満了いたしますので、その後任として、佐蔵絢子氏を委員に選任しようとするものであります。
佐蔵氏は、旧 溝口町総務課長、岸本町・溝口町合併協議会事務局 合併推進室長等を歴任され、行政や公務員の人事管理に対する豊富な経験や知識をお持ちであります。
今、人事行政は、有為な人材の確保のための採用のあり方、適切な評価と職員の能力開発などが重要な課題であります。
これらの課題を含めた人事行政に氏の卓越した御見識を活かしていただきたいと考え、委員に選任をしようとするものであります。
議案第20号は、鳥取県公安委員会委員の任命についてであります。
倉都祥行氏の任期が、来る7月22日をもって満了いたしますので、その後任として、井手添 正 氏を委員に任命しようとするものであります。
井手添氏は、県建築士会副会長など建築分野でご活躍の傍ら、鳥取地方裁判所専門委員など、幅広く地域のために尽力しておられます。
本県警察には、安心、安全な生活を確保し、県民の皆さんの期待に今まで以上に応えることが求められています。
警察行政において、氏の卓越した御見識を活かしていただきたいと考え、委員に任命をしようとするものであります。
議案第21号から議案第23号は、鳥取県収用委員会委員の任命についてであります。
寺垣琢生氏 及び 前田六仁氏の任期が来る7月13日をもって、また
西村照子氏の任期が来たる8月6日をもって満了いたします。
寺垣氏、前田氏については、引き続き委員に任命するとともに、西村照子氏の後任として長井いずみ氏を任命しようとするものであります。
寺垣氏は、弁護士として、また前田氏は不動産鑑定士としての専門的知識、経験をお持ちであり、収用委員として精力的に活動いただいてきたところであります。
長井氏は、税理士事務所長としての経験・知識に加え、鳥取地方裁判所民事調停委員としての経験もお持ちであります。
高速交通体系の整備が急がれるなど、交渉により解決できない用地買収案件について、公共の利益の増進と私有財産の調整を図りつつ、公共事業用地の確保のために土地収用制度の有効な活用が求められているところであります。
これらの案件の公正な審理のために、三人の方々のすぐれた経験と知識を活かしていただきたいと考え、委員に任命をしようとするものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。