北朝鮮が昨年来、核実験や弾道ミサイルの発射等、国際社会に威嚇を続ける中、3月に弾道ミサイルが本国の排他的経済水域に落下。またトランプ米政権と北朝鮮情勢が緊迫していることを受け、北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会(会長:埼玉県知事 上田清司)として、平井知事が加藤拉致問題担当大臣に早期解決等を求める要望書を提出しました。
○朝鮮半島情勢に緊張感が高まっている中、有事の際には拉致被害者等の救出及び安全確保にあらゆる手立てを尽くすこと。
○関係諸国や国際機関等と連携・協調を図りながら最優先課題として取組み、すべての拉致被害者等の一刻も早い帰国の実現に向け、早急に目に見える形で具体的な成果を出すこと。 ほか
今年が拉致が判明してから20年、北朝鮮が拉致を認めてから15年となる中、被害者も高齢となり、家族会及び救う会から「今年中の救出」を強く求められており、拉致被害者の一日も早い救出を求め、福田人権局長が加藤拉致問題担当大臣の代理である足達内閣官房拉致問題対策本部事務局総務・拉致被害者等支援室長に要望書を手交しました。
○拉致被害者及びそのご家族は高齢となり、一刻の猶予も許されない中、松本京子さんをはじめとする拉致被害者全員の即時帰国を実現するため、国連安保理決議による制裁及び日米韓による独自制裁をより一層厳重にするとともに、国際社会と連携し北朝鮮と連携し北朝鮮への圧力を徹底強化すること。
松本京子さんが平壌の病院に入院中であるという情報を韓国の拉致被害者家族会の代表があきらかにしたという報道を受けて、その真偽について確認及び拉致被害者の一日も早い救出を求め、平井知事が加藤拉致問題担当大臣の代理である内閣府大臣官房官房の岡本 宰審議官(拉致被害者等支援担当)に要望書を手交しました。
○松本京子さんの情報の真偽について確認するとともに拉致被害者の一日も早い救出を行うよう求める。
○鳥取県としては松本さんの体調の如何にかかわらず、いつでも最善の状態で受け入れができるよう取り組んでいきたい。その場合政府としても格別の支援をお願いしたい。
北朝鮮が日本人拉致被害者の再調査を一方的に中止し、核実験はじめ、弾道ミサイル等の発射を繰り返し、国際社会への挑発行為がエスカレート
している中、北朝鮮への制裁を強化し、拉致問題の完全解決を求め、平井知事が加藤拉致問題担当大臣へ要望書を手交しました。
○国連安保理決議による制裁及び日米韓による独自制裁が具体的な成果につながるよう、関係国及び国際社会と密に連携し、松本京子さんをはじめとする
拉致被害者全員の帰国を一刻も早く実現すること。
北朝鮮によるミサイル発射による挑発行為と、拉致被害者の解決が進展しないことを受け、拉致問題完全解決に向け、平井知事が加藤拉致問題担当大臣に要望を行いました。
○国連安保理決議による制裁及び日米韓による独自制裁が具体的な成果につながるよう、関係国及び国際社会と密に連携するとともに、「対話と圧力」により、松本京子さんをはじめとする拉致被害者全員の帰国を一刻も早く実現すること。
北朝鮮が一方的に拉致被害者に関する調査を中止し、拉致被害者の解決が進展しないことを受け、北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会(会長:埼玉県知事 上田清司知事)として、中林人権局長が加藤拉致問題担当大臣に早期解決等を求める要望書を提出しました。
北朝鮮が核実験を実施したことを受け、拉致問題完全解決について、平井知事が拉致問題対策本部 石川正一郎事務局長へ要望書を手交しました。
○核実験を行ったことは言語道断であり、許しがたい暴挙である。政府は拉致問題と核問題を両者とも解決するという姿勢を堅持し、国際社会と密に連携して、松本京子さんをはじめとする拉致被害者全員の帰国を一刻も早く実現するよう、徹底して交渉すること。
10月7日の内閣改造により、新たに就任した加藤拉致問題担当大臣へ平井知事が要望を行いました。
昨年5月の日朝政府間合意に基づき、北朝鮮が設置した特別調査委員会による拉致被害者等全ての日本人を対象とした包括的全面的調査が行われていますが、未だ報告がなされていません。
特別調査委員会の調査が開始された時、御家族は「今度こそ拉致被害者の帰国が実現する」との大きな期待を持ちましたが、その後の北朝鮮の対応は不誠実極まりないものであり、御家族の期待を裏切ることとなっています。
御家族は期待が大きかった分、落胆も大きかったようです。
帰国を待ち続ける御家族には一刻の猶予もありません。
政府においては、拉致問題の完全解決に向けて、毅然とした姿勢で北朝鮮との交渉をすすめ、松本京子さんをはじめとする拉致被害者全員の帰国を一刻も早く実現することを強く要望します。
北朝鮮による拉致被害者に関する調査報告が延期されたことを受け、拉致問題完全解決について、平井知事が赤澤亮正内閣府副大臣へ要望書を手交しました。
○拉致被害者及びそのご家族が高齢になっている中、松本京子さんをはじめとする拉致被害者全員の帰国を一刻も早く実現するため、以下の対応を図ること。
・北朝鮮に対して、再調査結果の速やかな報告を強く求めること。
・国際社会と連携して北朝鮮への圧力を強めること。