「第12回鳥取県実践が活きる看護診断研究会」が11月2日に鳥取大学医学部記念講堂で開催されました。
研究会には約280名の参加者があり、当院から意思決定支援に関する「積極的治療が困難となったがん患者・家族との関わり」を口演発表し、退院支援に関する「在宅療養へ向けた家族指導・支援の取り組みと振り返り」を示説発表しました。
他施設の看護に関する演題も多く、学びの深い研修会となりました。
県中部6つの高校から24名の高校生が参加され、病棟での看護体験や救急外来、分娩室・新生児室、手術室での体験・見学を行いました。
病棟では指導者とともに足浴や手浴、体温や血圧測定などを行い、患者さんとお話しながら直接触れ合う機会が持てました。救急外来では人形に心臓マッサージをしたり、ストレッチャーでの患者体験、手術室ではガウンを着て手術器械を触ったり、手術台での患者体験、新生児室では実際の赤ちゃんを抱っこするなどの体験も行いました。
高校生の皆さんからは、「身近に看護師という仕事を体験できた」「看護師になりたいという思いがますます強くなった」「患者さんと話ができたり、触れ合うことができて嬉しかった」「普段は体験できないことや見学できないことがたくさんあり、収穫の多い1日でした」など、たくさんの感想をいただきました。
この体験に参加して下さった方が、看護への道を選択され、一緒に働く日が来ることを心待ちにしています。
患者サービス改善員会のイベント部会の活動で七夕が行われました。来院していただいたみなさまに、願い事を書いてもらい、とてもにぎやかな七夕飾りが完成しました。季節感がある、風になびく姿が涼し気でいいですね、と好評でした。みなさまの願いが叶いますように。
「地域の中核病院であるために」をテーマに第3回オープンホスピタルを開催いたしました。
午前は看護学生、午後は地元高校生を対象にそれぞれの医療職が業務を紹介したり、DMATチームの活動の説明を受けたり体験をしたりしました。あいにくの雨天でしたが、雨のやみ間をぬってヘリポート見学もできました。各ブースを担当した職員も参加者も楽しそうな様子で、見学終了後には、就職に関する相談を受けたり、医療職それぞれの進路に関する相談を受けるなど学生の皆さんの関心の高さがうかがえました。
毎年、5月12日週の看護週間に合わせて「看護の日フェア」のイベントを開催しています。
今年のテーマは、~よりそう看護をめざして~。
例年好評の「ハンドマッサージ」をはじめ、正しく血圧の自己管理ができるよう「血圧を正しく測ろう」や「看護師業務のパネル展示」を行いました。
また入院患者さんには、メッセージを添えてカードを贈りました。少しでも患者さんやご家族へ寄り添える時間となっていたら嬉しく思います。