今秋、薪ストーブが日南町に3台導入されました。日野町にも近々1台導入される予定です。今回は各農家の使用状況をお伝えします。
水稲農家Tさんはコマツナをハウス3棟で栽培されており、内1棟で11月から薪ストーブを利用されています。Tさんの薪はよく乾いており順調な燃焼のようです。
Tさんはハウスに大量の薪をストックされており、3月までにコマツナを2回収穫したいとのことでした。
日南町シイタケ農家のMさんの薪ストーブもすでに稼働中。薪はシイタケの廃ほだであり、燃焼時間は短いがよく燃えているようです。
ハウス内に溝を切って水をため、湿度を保っておられました。シイタケの周年栽培に薪ストーブが一役買っていると思いました。
日南町トマト農家のIさんは3月からの稼働予定ですが、すでに設置済み。加温することによって5月末の収穫を目指しておられます。
Iさんもハウスの内外に大量の薪をストックされています。日南町の木質バイオマスを利用して冬でも農業生産していく姿に敬意を表するとともに、成功をお祈りします。今後も随時農家の状況をお伝えしていきます。
前回までの情報は、以下のリンクからご覧ください。
(薪ストーブ&新甘泉情報7 トマト促成栽培と新甘泉栽培研修)
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/986904.htm
日野振興局 2015/12/10