防災・危機管理情報


 子どもたちが、地域の河川に関心を持ち自然の大切さを実感することを目的として、中海に流入する河川の調査をおこなっています。
  

調査の内容

  

1 調査する河川

  中海に流入する河川など
 

2 調査の時期等

  年間2~4回
  ※実施回数、実施の時期は学校の予定にあわせて調整します。

3 調査内容

  職員が学校や調査場所に出向いて、出前授業を行います。
 (1)COD(化学的酸素要求量・パックテストによる調査)
 (2)透視度
 (3)水生生物調査
  ※調査用の消耗品等の費用は、原則、生活環境局で負担します。
   調査の時間は90分から120分です。
  調査の概要(PDF:199KB)
 
      年間スケジュール(例)(PDF:65KB)

4 調査結果の報告

  年度末に年間の調査結果を生活環境局に御報告いただきます。

5 問合せ先

  鳥取県西部総合事務所生活環境局
  環境・循環推進課 環境衛生担当
  電話:0859-31-9350
  電子メール:seibuseikatsukankyo@pref.tottori.jp
  
  

調査の実施状況

2016年01月28日
平成28年1月26日(米子市立成実小学校4年生)

【日時】平成28年1月26日(火)9時35分~11時30分
【場所】米子市立成実小学校理科室
【参加】米子市立成実小学校4年生33人(6班)、先生2名
【概要】CODとろ過の2つの調査を行いました。

 

【授業内容】

(1)COD調査
1実験結果

 

水の種類

希釈時の
COD

(mg/L)

 

希釈倍率

 

COD

(mg/L)

加茂川の水

5

加茂川の水

100mLに

牛乳1mLを

垂らした汚水

100以上

牛乳

5

×

10000

50000

 

 

 

      

2まとめ

○牛乳コップ1杯分(100mL)を川に流したとき、川の水を魚が棲めるくらい(COD5mg/L以下)、きれいにするためには、ふろおけ(300L)3.4杯分ものきれいな水が必要です。

○生活排水をきれいな水でうすめて魚が棲めるようになるまでには、たくさんの水が必要であり、汚れた水をきれいにするのは、私たちが考えている以上に大変なのです。
 

(2)ろ過調査

1実験結果

○加茂川と日野川の水、水道水をろ過しました。

○ろ紙の汚れ具合は、下の写真のようになりました。      

roka 

※加茂川と日野川の水の採水について
 採水日:1月22日(金)

 時間帯:午前11時~正午

 採水前(朝)の天気:雨

 採水中の天気:曇り

 

 

 

 

            

2子ども達の感想
○加茂川の方が日野川より汚くてビックリしました。
○加茂川が汚くてショックでした。
○水道水がきれいで安心しました。

 

【その他】

 今回の授業を実施したことで、この環境教育の目的である「次世代を担う子ども達の水質保全に対する意識の向上」につながるものと思われます。

 

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