防災・危機管理情報


 子どもたちが、地域の河川に関心を持ち自然の大切さを実感することを目的として、中海に流入する河川の調査をおこなっています。
  

調査の内容

  

1 調査する河川

  中海に流入する河川など
 

2 調査の時期等

  年間2~4回
  ※実施回数、実施の時期は学校の予定にあわせて調整します。

3 調査内容

  職員が学校や調査場所に出向いて、出前授業を行います。
 (1)COD(化学的酸素要求量・パックテストによる調査)
 (2)透視度
 (3)水生生物調査
  ※調査用の消耗品等の費用は、原則、生活環境局で負担します。
   調査の時間は90分から120分です。
  調査の概要(PDF:199KB)
 
      年間スケジュール(例)(PDF:65KB)

4 調査結果の報告

  年度末に年間の調査結果を生活環境局に御報告いただきます。

5 問合せ先

  鳥取県西部総合事務所生活環境局
  環境・循環推進課 環境衛生担当
  電話:0859-31-9350
  電子メール:seibuseikatsukankyo@pref.tottori.jp
  
  

調査の実施状況

2016年06月17日
平成28年5月(米子市立成実小学校4年生)

【日 時】平成28年5月25日(水)午前10時から11時30分
【場 所】加茂川(石井大橋付近) 
【参加者】成実小学校4年生27人(7班)、先生1名
○班ごとに「透視度」と「CODパックテスト」で加茂川の水質調査を実施。

○質問と感覚での調査(見る、かぐ、さわる)
・加茂川の環境と水の様子については、にごっている、底が見えない、土のにおい、どろのにおいがする、という感想が多かった。
・表1にそって班ごとに加茂川の水を見る、かぐ、さわるの3項目、50点満点で評価したところ、1班、2班、4班が10点、7班が20点、3班、5班が25点、6班が35点だった。

表1

質問

点数

10点

5点

0点

見る

水のすみ具合は?

すんでいる

少しにごっている

にごっている

ごみはありますか?

ほとんどない

少しある

多い

川やまわりの景色は?

美しい・心がなごむ

ふつう

よくない

かぐ

水のにおいは?

においを感じない

少しくさい

とてもくさい

さわる

川の水にさわってみたいですか?

さわってみたい

さわってもよい

さわりたくない

合計

50点満点

  五感調査

○透視度の測定
・透視度計を各班に1本配布し、1人ずつ順番に調べた。
・班の代表1人に結果発表してもらったところ、1班19cm、2班6cm、3班9cm、4班6cm、5班8cm、6班8cm、7班7cmだった。
透視度の測定

○CODの測定
・班の単位で、CODパックテストを1人1個ずつに配布し、全員で調べた。
・班の代表1人に結果発表してもらったところ、低濃度のパックテストでは、2班と6班が6mg/L、他の班はすべて8mg/L以上だった。

CODの測定
○まとめ
 調査した日は川の中心部が濁っていた。田植え時期のため汚れている可能性があること、加茂川の水が中海に流れていくことを補足した。
 身近にある加茂川のことを学校でみんなで話し合って、日ごろから関心をもって欲しいことを伝えた。
 

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