今年も「しぜんの宝箱」をご覧いただき、ありがとうございました。
日野郡の自然や自然保護監視員の仕事について、楽しく紹介できればと思っていますので、来年もよろしくお願いします!
さて今回は、ハヤブサを紹介します!
12月26日に傷病鳥獣で保護されたハヤブサが日野振興センターにやってきました。
可愛い顔をしていますが、ハヤブサは猛禽類。食べ物がお肉なだけあって、クチバシと爪は鋭くとがっています。
北海道から九州の平地や山地の海岸、河川、農耕地などに生息しています。
順応性がある鳥のようで、近年では都市部のビルや鉄塔などに営巣することもあるようです。
留鳥なので渡り鳥のように大きな移動はありません。
「大きさはハシボソカラスよりも小さい」と図鑑には記載されていましたが、実際近くで見たら、かなり大きいように感じました。たまたまだったのでしょうか。
ハヤブサは空中で足を使って獲物を捕まえることができます。水面などに叩きつけて捕獲することもあるのだとか。捕獲の瞬間を見てみたいものです。
来年は酉年!
今は鳥インフルエンザ関係の暗い話題がつきませんが、来年に持ち越すことなく、飛躍できるよい年になることを祈るばかりです。
日野振興センター 2016/12/28