日南町指定無形民俗文化財の伝統行事、霞のドンドさんが、1月15日(日)に行われました。
大雪注意報が発令され、雪で真っ白な中での開催となりましたが、ドンドさんの時には青空も顔を覗かせていました。
※「トンド祭り」と呼ぶ地域が多いようですが、日南町霞では「ドンド」と濁音になります。
竹組の塔には地元の方が作った幸運を呼ぶサルのぬいぐるみがくくられています。
また、一番上にくくられている大きいぬいぐるみは「天下」と呼ばれており、これを捕ると今年1年間、幸運だそうです。
竹組の下に各家庭の昨年のお飾りを集めており、それに火をつけ、竹組みが倒れるのを合図にぬいぐるみの争奪戦が始まります。
霞神社の宮司の方により神事が行われ、いよいよ火をつけます。
お飾りに火がつきました。今年はどちらに倒れるでしょうか。
今年は上(西)側へ倒れました。争奪戦の始まりです。
今年の天下は、地元の霞地区に住む男性が手に入れられました。話を聞くと毎年参加しておられ、コツをご存じのようです。今年もいい年になりそうですね。
日野郡内では冬の間もイベントが行われます。
イベント情報は、各町のHPやイベントカレンダーでご確認ください。
http://www.pref.tottori.lg.jp/86155.htm
日野郡内の雪の情報は、とっとり雪ナビでご確認ください。
http://yukinavi.net/all/hino.html
日野振興局 2017/01/16