沿岸もの市場日記

2017年01月20日

2017年1月20日 境港&淀江

【県営境港市場】
 正月明けからシケ続きで、1月はあまり水揚げが少ない状況ですが、今日はシケの合間で、しかも、シケ前ということで、漁業者の力も入ったのか市場も賑やかでした。
 少し冬型が弱まっていますが、今日は、大寒で寒さも本番になります。寒ブリ、寒ザワラ、寒ビラメなど寒のつく魚は、冬に旬を迎え脂ののりがよく、身も引き締まっているとして、別格扱いで珍重されます。ぜひ、この機会にご賞味ください。
県営境港市場

サワラ マダイ ワカメ

【境港(中野船溜まり)】
 小型底びき網漁業は、遠く沖合に出漁したグループと美保湾内の浅い海域で操業したグループに別れました。
沖合グループは、カワハギが大漁だったようです。
小型底びき網の水揚げ

■沖合グループ
カワハギの選別 
ウマズラハギ カワハギ

■美保湾内グループ
美保湾内は他種多様になります。今の一押しは、なんと言っても「寒ビラメ」。本日の大物賞は、89cmでした。
帰港の様子 箱に仕立てたもの
活ビラメの仕立て 大ビラメ(手前89cm)
ヒラメ マゴチ 
ほうぼう クロダイ オコゼ コナガニシ



■淀江支所
 帰り道に、淀江支所(美保湾の東端)に寄って見ました。寒ザワラがたくさん水揚げされていました。写真がありませんが冷蔵庫の中はサワラで一杯でした。
 そして、この時期の高級魚トラフグも揚がっており、シーズン本格化したようです。例年、3月頃まで水揚げされます。
トラフグ

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000