防災・危機管理情報


2019年08月22日

2019年8月21日 賀露

漁期の開始は遅かったですが、ケンサキイカ(白いか)の漁獲は順調に伸びています。

とくに8月は外套膜背長30cmを超す大型個体の比率が高く、1隻手釣りで79箱なんて過去にないような水揚げをする船もありました。

ケンサキイカ(白いか) ケンサキイカの魚箱

また、シイラも大型が見れるようになりました。ちなみに唯一、鳥取県漁協浜村支所で1隻が行っている伝統漁法「しいら漬け」で漁獲しています。海上に竹を束ねた漬け木を設置し、シイラが物陰に隠れる習性を利用し、魚を集めます。これを疑似餌で漬け木からおびき出し、網で巻いて漁獲します。

シイラ シイラ

小型定置網は、尾叉長51-76cmのサワラ(メインは60cm弱のサゴシ)や、小型主体のマアジ、コノシロ等が出荷されていました。あと1箱ですが、アオリイカもありました。

サワラ(サゴシ主体) マアジ

コノシロ アオリイカ

刺網では、マダイ、カマス等が少量ですが、揚がっていました。

カマス

お盆に通過した台風10号の南風の影響で、大型クラゲが少なくなり良かったですが、お盆前に見られていたソデイカ(赤いか)が行方不明になってしましました。あと沖合は海中に繊維質のゴミが浮遊しています。

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