鳥取県営 境港水産物地方卸売市場が高度衛生管理型市場としてスタートしてから初めての沖底市場調査です。明るく、清潔感あふれる市場となり、気持ちいいです。また、場内の空気もとても澄んでいました。
本日は、網代所属船2隻、境港所属船2隻、田後所属船1隻の水揚げがありました。速報値で最も多かったのはハタハタで約800箱ありましたが、網代船によるものでした。サイズは3番(体長17~18cm程度)が最も多かったです。
実は、田後所属船のハタハタ測定をお目当てに市場に行きましたが、田後船の漁獲対象種がハタハタではなく、アカムツ(のどぐろ)、ソウハチガレイ、ムシガレイ(もんがれい、みずがれい)、ヤナギムシガレイ(ささがれい)などとなっていました。また、境港船も田後船と同じような魚種でした。
そのほか、ヒレグロ(やまがれい)、ホッコクアカエビ(あかえび)、ニギス、キダイ(れんこだい)などが獲れていました。どれもとても美味しそうです。
また、1隻のみですが、外套膜長12~15cm程度のケンサキイカを約30箱漁獲していました。
沿岸ものものぞいて見ると、時化で少なかったですが、淀江の一本釣りのサワラが獲れていました。サワラは1本あたり3kgのものが主体でした。そして、島根県産のキジハタ(あかみず、あこう)などがブロアーがなされて活魚で出荷されていました。
引き続き、市場調査へのご理解とご協力よろしくお願いします。