4月9日~11日に農大のニホンナシ主要品種である「二十世紀」と「新甘泉」の人工受粉を行いました。
多くのナシは、人工受粉を行わなければ、果実を成らせることができません(これは、自家不和合性という、同一品種の花粉では受精できない性質を持つためです)。多くの果実を成らせるために非常に重要な作業です。
本校では、人工受粉に使用する花粉の採取の実習も行っています。
入学したばかりの1年生にとっては、初めての人工受粉となりました。不安もあったかと思いますが、2年生が頼もしくリードし、全ての樹の人工受粉を終えることができました。このあとは結実した果実を美味しく育てていく作業が待っています。収穫の日まで、引き続き頑張っていきます。
〈花粉を採取する作業の様子〉
〈人工受粉の作業の様子〉
早く丁寧な作業が求められます。