ブドウ、ウメのせん定が一段落した12月下旬から、ナシ「二十世紀」のせん定を進めています。
まずは、青ナシ担当の1年生が、「二十世紀」のせん定方法について、説明を行いました。枝の切り返しの程度や誘引角度など、たくさんのポイントを約3時間かけてみっちり説明してくれました。説明するにあたり、本で調べて資料を作ったり、職員に質問したりと、事前学習においても非常に前向きな姿が見られただけに、とてもわかりやすい説明でした。
現場で目合せをしたあとは、いよいよ実践!日頃から、自分が担当になって管理をしている担当樹のせん定に取りかかりました。
実際に樹を前にすると、教科書どおりの樹はなく、どう切ったらいいのか迷い、なかなか手が出ない姿も見られました。しかし、職員に繰り返し質問したり、自分なりに考えたりする中で、徐々に慣れてきたのか、数日後には、比較的スムーズに切り進める学生が多く見られました。まだまだ修正の必要な部分がありますが、正しいせん定方法をしっかり理解できるよう、頑張っていきたいと思います。