2021年2月25日
二十四節気(にじゅうしせっき)の1つ雨水(うすい)を過ぎ、降る雪が雨に変わって、雪解けが始まる頃となりました。フキノトウやツクシが地面から出ているのを見ると、春が近いことを感じます。
さて、野鳥の鳥インフルエンザの監視で管内の水辺を回っていると、野鳥以外の動物をよく見かけます。
こちらは、水田で採食しているヌートリアです。写真を撮りに近くに寄っても採食に夢中で逃げません。
こちらは、用水路で泳ぐヌートリアです。近くに寄って写真を撮っても潜ることなく優雅に泳いでいました。
この動物は、南アメリカ原産の特定外来生物です。 元々日本には生息していなかった動物で、第二次大戦中に毛皮採取のために西日本を中心に飼育されていました。その後、毛皮の需要がなくなり、放されたりしたものが野生化し、現在西日本を中心に生息しています。 ヌートリアは身の危険を察知すると、水中に潜ったり草むらに逃げる習性があり、以前は見かけても逃げられて写真を撮るのが難しかったですが、最近は逃げない個体を見かけるようになりました。 主な参考文献 ・日本の外来生物 財団法人自然環境研究センター/編著 平凡社 2008年
中部総合事務所環境建築局 2021/02/25
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