2021年5月11日
二十四節気(にじゅうしせっき)の1つ立夏(りっか)を過ぎ、木々の新緑が眩しく感じるようになりました。 さて、倉吉市内で、苔と枯れ草でできたお椀のようなものを見つけました。
7cm位の大きさで、外側の緑の部分が苔で、内側がくぼんでお椀のようになっています。 これは、春の強風で地面に落ちたメジロの巣です。平地から山地の林で繁殖するメジロは、木の枝の又になったところにハンモックのように巣をぶら下げます。 写真の白い部分は、蛾のまゆやクモの糸で、巣を絡めるために利用しています。野鳥の巣作りの巧みな技に感心させられます。
主な参考文献 ・日本産鳥類の卵と巣 内田博/著 まつやま書房 2019年 ・日本鳥の巣図鑑 小海途銀次郎コレクション (大阪市立自然史博物館叢書) 小海途銀次郎,和田岳/著, 東海大学出版会 2011年 ・決定版日本の野鳥「巣と卵」図鑑 小海途銀次郎/著 世界文化社 2011年
中部総合事務所環境建築局 2021/05/11 in 県立自然公園,野鳥
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