2021年7月16日
今回は、渡りをするチョウとして有名なアサギマダラの紹介をします。アサギマダラの渡りの行動は、マーキング調査によって解明されつつありますが、和歌山県から香港まで約2500kmの長距離移動をした記録もあります。
この写真は、アサギマダラのオスです。山沿いで、ヒヨドリバナを吸密しているのをよく見かけますが、この個体は琴浦町の海岸で見かけました。海岸にはいろんな花が咲いていましたが、写真の白い花(スナビキソウ)にだけ集まって密を吸っていました。
アサギマダラが吸密する植物は、メズミモチ、アザミ類、ヒヨドリバナ、オカトラノオなどです。じっくりとチョウの動きを観察すると、特定の花を選んでいることが分かります。
主な参考文献 ・フィールドガイド 身近な昆虫識別図鑑 海野和男/著 誠文堂新光社 2019年 ・美しい日本の蝶図鑑 工藤誠也/著 ナツメ社 2018年 ・原色日本蝶類図鑑 川副昭人、若林守男/著 保育社 1976年 ・原色日本植物図鑑 草本編1 北村四郎、村田源、堀勝/著 保育社 1957年
中部総合事務所環境建築局 2021/07/16 in 植物
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