9月26日(日)に船上山カレッジ「親子カヌー教室」が午前と午後の部に分かれて開催することができました。この企画は当初、7月25日に開催されるはずでしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため2か月延期になって実施された待望の企画でした。
出会いの集いでは、所長のあいさつから始まり、講師の方の紹介や日程の確認を行いました。講師には鳥取県カヌー協会の中江さんと澤村さんをお招きし、カヌーの乗り降りの仕方や漕ぎ方についてご指導いただきました。
自然の家での説明後、参加者は艇庫まで移動しました。艇庫から船着き場まで、カヌー運びの準備を参加者自身にしていただきました。自分たちのことは自分たちで準備したり、片づけをしたりすることも、ここでは大事にしています。小さな子でもみんなと協力をしてカヌーを運びました。
カヌーに乗る前に、パドルの持ち方や、右だけこぐと左に曲がる、左だけこぐと右に曲がるなどの漕ぎ方を講師の方から教わりました。
そして、いよいよ参加者はカヌー体験に挑戦しました。
はじめに、中江さんや澤村さんの指導で「ジャングルクルーズ」をしました。ジャングルクルーズとは、ダム湖のふちから湖上にしげる木々の下をカヌーでくぐることです。木々の下をカヌーで進むのはなかなかできない体験で、参加者は自然を感じ、気持ちよさそうでした。
カヌーに慣れてきたあたりで、講師の中江さんからこんな一言がありました。
「手に持っているパドルを投げてください!」
戸惑う参加者もいましたが、なんとパドルは水面にぷかぷか浮かぶのです。頑張って手でこいでパドルを取りに行きます。
次第にこぎ慣れてくると、参加者は楽しそうに水面を進んでいました。思うように曲がれないことや進めないこともありましたが親子でカヌーを満喫していました。
参加者の感想の中には、「思ったより簡単だった。楽しかった。」「またやりたい。」などの感想がたくさんありました。
コロナ禍の影響で延期にはなってしまいましたが、このように開催し参加者に満足していただくことができ、職員一同大変嬉しく思います。
また、来年度同じようにカヌーの企画を計画しておりますのでたくさんのご応募お待ちしております。