2021年10月26日
10月20日、鳥取県の大山(標高1,729m)では今季初冠雪が記録されました。雪で白くなった大山を見ると、冬が近づいていることを実感します。
さて、今回は管内で見かけたキクイタダキという小さな野鳥を紹介します。
キクイタダキは、スズメ目キクイタダキ科で、全長10cmの日本最小の野鳥です。特徴は、何と言っても頭部が黄色く、その両側が黒色なところです。漢字で『菊戴(キクイタダキ)』と書きますが、菊の花のような黄色い冠があるためにこのような名前になりました。
北海道、本州の亜高山帯の針葉樹林で繁殖し、冬にはそれより低地の林に生息し、平地や海岸にも下りてきます。また、冬鳥としても渡来するといわれる野鳥です。
主な参考文献 ・山溪ハンディ図鑑7 日本の野鳥 叶内拓哉,安部直哉,上田秀雄/著 山と渓谷社 1998年 ・野鳥ガイド 唐沢孝一/著 新星出版社 1998年 ・鳥630図鑑 財団法人日本鳥類保護連盟 1988年
中部総合事務所環境建築局 2021/10/26 in 野鳥
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