2022年3月11日
3月になり春らしい天気の日が多くなりました。山間部に出かけると、雪がまだ残っている所があり、今シーズンは雪が多かったことを実感します。 春らしい天気の中、雪の上を歩いていると、動物の足跡を見つけました。
今回見つけた足跡の写真はこちらです。
こちらは、足跡の拡大写真です。
拡大写真に蹄(ひづめ)と進行方向の印を付けてみました。 青色の丸印が主蹄(しゅてい)、 赤色の丸印が副蹄(ふくてい)です。蹄が4つあり、しっかりと足跡に残っているので、これはイノシシの足跡です。イノシシは、鳥取県内に多く生息し、農作物に被害を与える動物として有害駆除対象になっています。
次に、イノシシがどんな行動をしていたのか印を付けてみました。 雪の中を下から上に向かって進んで、 急斜面を登っていて、イノシシの脚力が強いことが分かります。
イノシシは、雪に弱い動物で、30cm以上の積雪が70日以上続く地域には生息できないといわれています。今シーズンの大雪によって、イノシシの生息数に影響があるのか気になるところです。
主な参考文献 ・アニマルトラック&バードトラックハンドブック 野山で見つけよう動物の足跡 今泉忠明/著 自由国民社 2020年
中部総合事務所環境建築局 2022/03/11
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