日野郡の最も主要な交通手段である伯備線。
伯備線を通り、山陰と山陽を結ぶ特急やくもが運航開始50周年を迎えるのを記念して、3月16日、やくも50周年記念入場券が根雨駅で販売され、県内外からファンが詰めかけました。
山陰と山陽を結ぶ特急やくも。
特急やくも運行開始50周年記念入場券の「発売整理券」。
根雨駅では、約30人が行列に並び、わずか10分で整理券の配布が終了しました。
整理券と引き換えに、記念入場券を購入します。
念願叶って入場券を購入できた方々。
全国のみどりの窓口も、年々減少しているそうです。
記念入場券を購入するために、大阪、岡山、広島などからもたくさんの方が根雨駅に来てくださいました。
一番乗りの方「昨日大阪を出発、リバーサイドひのに一泊し、今朝は午前3時半からここに並びました。」
倉光駅長「あっという間に完売し、特急やくもへの皆さんの愛着をありがたく感じています。」
3月19日には、国鉄時代のカラーに塗装された車両の特急やくもが復活。
根雨駅に停車の「国鉄色」特急やくも。
国鉄当時の根雨駅はもっと賑わっていたかも知れません。
JR時代と国鉄時代、2世代の特急やくも。
高度経済成長期やバブル、国鉄民営化など、大きな波に揉まれながら走り続ける特急やくも。
令和6年には新型車両に置き換わることになっています。
日野振興局 2022/03/25