令和３年度とっとりマイスター

　省エネ設備、集中管理システム等を開発・改善する技能に優れており、その技能は社内トップクラスである。

　設備が故障したときに迅速に問題個所を発見し、修理等を行うことができる。

　社内の技能検定受検者に対する講習の講師を務めた結果、約２０人が技能検定に合格した。

　特に大盤加工の段取り、取り扱い、高精度加工の技能に優れている。

　ミスが少なく、他者よりも３分の１～半分程度の時間で加工でき、仕上がりもきれいである。

　昭和６３年の企業創業以来の歴代の旋盤作業者の中でトップクラスの技能を有する。

　高校生のインターンシップ時に指導を担当している。

　山陰で唯一、ニッケル亜鉛合金メッキ処理を行っており、その技能は山陰随一である。

　新開発のニッケル亜鉛合金薬液を国内で初めて使用し、その運用技法を薬液メーカーと協力して確立した。

　米子工場を立ち上げ、作業手順書の作成や技能のマニュアル化を進め、部下に指導している。

　トラブル発生時には、速やかにその原因を突き止めて対処することができ、社内における問題解決のリーダー的存在である。

　最適な加工条件やセッティング方法をスピーディーに決定し、プログラム化することができる。

　加工工程を改善し、生産性を２～３割向上させた。

　とっとりマイスターから直接指導を受け、その技能を継承している。

　鉄鋼材料のミクロ組織には、フェライト、オーステナイト、マルテンサイト、パーライト、トゥルースタイト、ソルバイトなどの混在組織が存在するほかに、炭化物や非金属介在物なども存在していて、その判定には極めて高度な技能が要求される。この金属組織の判定能力に優れている。