岡山県との県境にほど近い日野町の明地峠(あけちとうげ)。
ここは雲海の名所。秋から春にかけての早朝、雨の翌日などはとくに見事な雲海が望めます。
向こうに大山、ふもとには奥渡(おくわたり)の集落を眺められる展望台は、展望駐車場に隣接していますので、足元に注意してお出かけください。
映画「八つ墓村」のロケ地としても有名ですが、近年はウイスキーのCMに登場したことでも話題になりました。アメリカCNNテレビが選ぶ日本の名所の一つにもなっています。
<場所>国道180号を岡山県の千屋方面に進むと展望駐車場があります(案内看板あり)
とくに見やすい展望台は、展望駐車場横の階段を登っていくとあります。
※展望台は地元の方の手で、斜面にベンチが設置されたものです。
そこへ向かう道は細く、すべりやすいのでくれぐれも足元注意!
脱げやすい履物は避け、また天候で地面がぬかるんでいればやめましょう。
<問い合わせ先>日野町観光協会 0859‐72‐2101(日野町役場産業振興課)
大山の紅葉といえば、ここ!
鳥取県屈指の紅葉スポットで、山肌に広がる紅葉のグラデーションをめあてに県内外から多数の見物客が訪れます。
見ごろのピークは10月下旬から11月上旬。
※注意! ハイシーズンは道路が渋滞し、脱け出すのも一苦労です。
今は廃校になった旧日野上(ひのかみ)小学校の校庭にある一本の大イチョウです。
校庭に一本、たたずむ姿はなんとも感じがよい。
ハイシーズンの11月上旬~中旬にはシャトルバスが出て、コーヒーなどのキッチンカーもやってきます。
※校庭への入場にはイチョウ保護のための協力金を求められます。
国道183号を通りすがるときにも見られます。
<問い合わせ>山里Loadにちなん(日南町観光協会) 電話 0859-82-1715
閑静な雰囲気の滝山公園(日野町中菅)は、紅葉の頃、かつては大変な賑わいだったそうですが、現在は秋晴れの穏やかな時間を楽しめる名所となっています。とはいえ、ハイシーズンには屋台と売店もオープンし、広い駐車場、トイレもありますので日野路ドライブやJR黒坂駅からのウォーキングの休憩場所としてもお立ち寄りください。
※JR伯備線の黒坂駅からは徒歩20分(ゆるやかな坂道 約2km)
公園内の滝山神社にある高さ70mの龍王滝は、二歳の幼児を連れて参ると首がなくなるという伝説をもとに、小泉八雲が小説「骨董」の中で幽霊滝として紹介しています。
なお、春はミツバツツジの名所にもなります。
<問合わせ先> 日野町観光協会(日野町役場 産業振興課 内) 0859-72-0280
日南町のJR上石見駅から徒歩圏内にあるひっそりとした神社、大石見(おおいわみ)神社。
11月上旬~中旬の落葉の時期にはこのとおり、一面に黄色い絨毯が広がります。
また、境内にはオハツキタイコイチョウという鳥取県の天然記念物も見られます。
※「オハツキ」とは、葉の表面に種子(ギンナン)ができ、「タイコ」とは種子が太鼓のような形になること。この「オハツキ」と「タイコ」の変異が同時にみられる全国でも珍しい樹木で、黄金色に光る葉の中に「オハツキタイコイチョウ」を見つけられたらラッキーですね。
<問い合わせ先>山里Loadにちなん(日南町観光協会) 電話 0859-82-1715
日南町の菅沢(すげさわ)ダムは、四季を通じて見物客の訪れがありますが、秋晴れの日は公園の紅葉、きらめくダム湖の湖面が見事です。
菅沢ダム管理支所
<場所>日野郡日南町菅沢字川西山112-10
<電話> 0859-87-0311
山陰のマッターホルンと呼ばれる名峰、烏ヶ山(からすがせん)の麓、江府町の鏡ヶ成(かがみがなる)。
ここにあるホテル『休暇村奥大山』の周りは、秋、ふさふさのすすきが繁ります。
ふんわりと揺れる姿は紅葉とは違う秋を感じさせてくれます。
<場所>休暇村奥大山の周り
<時期>10月中旬~11月上旬