防災・危機管理情報



 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2024年1月25日

ヤマドリの尾羽

 二十四節気の1つ大寒 (だいかん) を過ぎ、1年で1番寒さが厳しくなる頃となりました。

 さて、ヤマドリが道路を横切るシーンを撮影しました。

ヤマドリ

 写真のヤマドリはオスで、尾羽が長いことが1番の特徴です。尾羽がどれくらい長いか写真から比率を計算すると、全長に対する尾羽の比率は66%になります。

ヤマドリの尾羽

 尾羽を拡大したものがこちらです。竹の節のように横斑が並んでいるのがよく分かります。尾羽は、方向転換したり、止まる時のブレーキの役割をしています。

 

 ヤマドリは、日本固有種で日本以外の国には分布していない日本ならではの鳥です。


主な参考文献
・山溪ハンディ図鑑 増補改訂新版 日本の野鳥 叶内拓哉、安部直哉、上田秀雄/著 山と渓谷社 2011年
・日本の野鳥 羽根図鑑 笹川昭雄/著 世界文化社 1995年

 

中部総合事務所環境建築局 2024/01/25 in 野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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