防災・危機管理情報



 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2008年3月17日

その16 「ギィー、ギィー」という鳴き声

コゲラは体長およそ15センチ、スズメくらいの大きさの鳥です。身体はかっ色と白のまだら模様で、日本で一番小さいキツツキです。くりっとした丸い目が可愛いです。
 
kogera koge

頭に赤い模様がないので、メスです

全国の低い山や山ろくの林にすみます


 幹を下から上へ移動しながら、えさとなる虫を探します。低山や平地の林、市街地などにすんでいます。秋から冬にかけてはシジュウカラやヤマガラなどのカラ類やエナガ、メジロなどと行動を共にしています。エナガの「ジュリ、ジュリ、ジュリ」という声が聞こえると、次々とシジュウカラやヤマガラなど他の鳥も枝から枝へ移動していきます。コゲラはなぜか、たいがい一番しんがりです。残り物には福があるとの思いでしょうか。(自然保護監視員 谷口真一)

中部総合事務所環境建築局 2008/03/17 in 県立自然公園,国立公園,植物,中国自然歩道,野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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