鳥取砂丘内で、カリフラワーに似た花を咲かせている植物を見つけました。
この植物は砂丘植物の一つで、
ハマボウフウといいます。
昔は、ハマオオネと呼ばれていたそうです。
セリ科の多年草で、かつては海岸の砂地に多く自生していましたが乱獲が進み昭和30年頃には
絶滅寸前となりました。というのも、葉は食用、根は生薬として利用されるからです。
鳥取砂丘内でなかなか見つけることが出来ません。
個数が少ない希少な植物ですので、採取しないで下さい。
ハマボウフウ(2009年5月29日撮影)
鳥取県北条町で人工栽培をして出荷・販売しているみたいです。
そちらを食してみてはいかがでしょうか。という、私も食べたことがありません。
(松尾レンジャー)
砂丘事務所 2009/05/29