今日は久しぶりに動物の話題です。
先週、冬の渡り鳥が鳥取砂丘の海岸に立ち寄りました。
「ハマシギ」と呼ばれる鳥です。
体長約20cmほどで、湾曲した黒くて長いくちばしをもっています。
夏羽は体の上面は赤褐色、下面は白くてお腹に大きな黒斑があるようです。
が、この時期の冬羽はご覧のとおり、上面は灰褐色、下面の黒斑は消えています。
撮影時はじーっと動かなかったハマシギたちでしたが、浜辺の貝や昆虫などを食べて生活するようです。
海岸や河口の干潟に数百羽の大群で姿を現すといわれているハマシギですが・・・
辺りを見回しても、5羽しか姿がありませんでした。
お父さんにお母さん、3羽の兄弟といったところでしょうか・・・。
温かく見守ってやらなければと感じさせるかわいらしい背中たちです。
(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2010/01/18