みなさん、「茂み砂丘」という言葉をご存じですか??
「茂み砂丘」とは何でしょう??
茂み砂丘とは、ずばりこちら↓↓
これは馬の背頂上から西側を向いて撮影したもの
斜面の向こうにはアフリカのサバンナを思わせるような草のはえている小山が存在します。
「草が茂っている砂丘」→「茂み砂丘」というわけです。
では、どのようにこの茂み砂丘が形成されるのでしょうか??
鳥取砂丘には、ケカモノハシ、コウボウムギ、ハマゴウなどなどたくさんの砂丘植物が暮らしています。
日本海に面し、強風の吹き荒れる鳥取砂丘。
植物が生えていない場所の砂はどんどん吹き飛ばされ、削り取られていきます。が、植物が生えている場所の砂はぎゅっと植物の根に捕まえられ、飛ばされることはありません。動かない砂の上では草は次から次へと仲間を増やし、どんどんと草が茂っていくというわけです。
そんな茂み砂丘がおもしろいんです!!
写真中央に写る茂み砂丘、あなたの目にはどのように映っていますか??
もっと近付いてみてみましょう。
横から見ると「山」という文字??はたまた「ネコ?ウサギ??」
木にさわりつくコアラにも見えてきたり・・・。
馬の背でなにげなく見る景色ですが、私はこの形がどのように変化するのかとても興味があります。
1ヵ月後にはネコがイヌに!?なんてこともあるかもしれません。
鳥取砂丘においでになった時には、どんな形になっているかぜひ楽しみのひとつにしてください♪
(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2010/02/10