今回は「カワラヨモギ」です。砂の動く「生きた砂丘」は、普通の植物にとってはやはり過酷な環境です。
荒れる日本海。思わずブルッとなります。
「カワラヨモギ」をご存知の方も多いと思いますが、名前の由来は川原や海岸の砂地に多く自生し多年草で「川原に生えるヨモギ」という意味からだそうです。
見た目と違ってとても柔らかな葉です。カワラヨモギは地面からいきなり出ているようです。
葉はまるで根から生えているみたいに見えるので「根生葉(こんせいよう)」と呼びます。
ヨモギパワー ☆は効用がすごいらしい~!
鳥取砂丘へお越しの際は砂だけの世界ではなく、砂丘植物の生活の場であることもご理解くださいね。!
(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2010/03/10